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J2 3週間前

最も“沼”にハマったクラブは? J2在籍年数ランキング1~5位。トップに立ったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 J2は「魔境」と呼ばれることが多い。どんなクラブであれ、このリーグを抜け出すことは難しく、中には何年も同カテゴリーで戦い続けているチームもある。では、J2在籍年数が最も長いクラブはどこなのか。今回は、ランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
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3位:横浜FC

横浜FC
【写真:Getty Images】

J2通算在籍年数:20年
J2在籍期間:2001年~2006年,2008年~2019年,2022年,2024年
J2最高成績:優勝(2006年)

 J2在籍年数ランキングで3位となったのは、昨季J2で2位となり、今季J1に復帰した横浜FCだ。

 2001年からJ2に参戦している横浜FCは、在籍6年目となる2006シーズンに初優勝を飾り、悲願のJ1昇格を果たした。

 しかし、初挑戦となったJ1の舞台ではわずか4勝にとどまり、17位のヴァンフォーレ甲府に勝ち点11差をつけられて最下位に沈んだ。

 それ以降は長くJ2での戦いが続き、再びJ1昇格を果たしたのは2019シーズン。実に12年ぶりのJ1返り咲きだった。

 2020シーズンはコロナ禍により降格が実施されない特例の中で戦い、15位でフィニッシュ。J1の舞台で確かな一歩を踏み出した。

 だが翌年は、リーグワーストの77失点を喫するなど守備が安定せず、20チーム中最下位でシーズンを終え、再びJ2降格の憂き目に遭った。

 それ以降は昇格と降格を1年ごとに繰り返すエレベータークラブとなっている。

 そして今季も、8日に行われた鹿島アントラーズ戦に敗れたことで、シーズン終了を待たずしてJ2降格が決定。J1の舞台で安定した戦いを続けられるか。それが、横浜FCが次に越えるべき壁である。

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