サッカー日本代表は14日、豊田スタジアムでガーナ代表とテストマッチを行い、2-0で勝利した。この一戦について、日本サッカーに精通するイングランド人ライターのショーン・キャロル氏に随時話を聞いた。(語り手:ショーン・キャロル)[5/6ページ]
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「カントナが理想の“ワガママな”ストライカー」
――南野のトリッキーなプレーから、最後は中村のシュートでした。
「南野は自信を持ってプレーしていますね!」
――日本の選手は、こういった身体能力の高いアフリカの選手との対戦にも慣れてきたように感じますが、どうでしょうか?
「その通りです。日本代表はほぼ全員がヨーロッパでプレーしているので、アフリカの身体能力の高い選手と対峙するのも、非常に慣れてきましたね!」
――77分、安藤智哉、北野、そして、ショーンさん期待の後藤が上田、久保、南野に代わって入りました。
「期待しています!」
――後藤は最初のプレーで落ち着いてポストをしましたね!
「あまり緊張しないタイプですね」
――ふてぶてしさを感じますね(笑)。
「それは良いことですね!」
――ショーンさんが、理想とする“ワガママな”ストライカーは誰ですか?
「元フランス代表で、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーしたエリック・カントナでした!」
――納得の人選です!
――82分、中村に代わって佐藤龍之介が入りました。
「森保さんは若手を積極的に起用しますね!」
――このメンバーでゴールを奪えると大きいですね。
「そうですね!」
――これで森保監督は今日の交代枠を使い切りました。遠藤は出場機会がなかったですね。次戦ボリビア戦で先発でしょうか?
「そのようですね」
――メンバーが大きく変わっても、日本は優位に試合を進めることができていますね。
「印象的です。完全に試合をコントロールができています!」
――今日は褒めてもジンクスがなさそうですね!
「そうですね(笑)」
「ロスタイムは3分だけでしょうか?! 公式戦だったら10分は超えると思いますが…」
――もっと長い印象ですね。海外でしたら、10分を超えますね!