サッカー日本代表は18日、国際親善試合でボリビア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[2/6ページ]
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センターバック

【写真:Getty Images】
谷口彰悟(背番号3)
ボリビア代表戦:フル出場
評価:A
CBの選手では唯一の2試合連続スタメン起用に応えるハイパフォーマンスだった。3バックの中央という難しいポジションで気を配り、チームの機能性を高めるラインコントロールやコーチングで最終ラインからまとめた。後半開始直後には裏に抜け出された場面でスーパーなカバーリングを披露。受け手のことを考えた丁寧な縦パスも光り、攻守に欠かせない存在であることを証明した。
瀬古歩夢(背番号22)
ボリビア代表戦:フル出場
評価:A
日本代表では自己最高のパフォーマンスだったと言えるだろう。中央に谷口彰悟が入ったことが影響したのか余裕を持ったプレーが多く、前半から同サイドの前田大然のスピードを意識した背後への縦パスや逆サイドへのサイドチェンジで最終ラインから攻撃のスイッチを入れた。3点目の起点になったのも瀬古の縦パスだった。守備でも安定していた。
板倉滉(背番号4)
ボリビア代表戦:フル出場
評価:B
9月のメキシコ代表戦以来の復帰だったが、評価を高める他のCBとの比較ではアピールに成功したとは言い難いだろう。保持の局面では、右CBの位置からの“らしい”持ち運びをはじめ、ボリビア代表のハイプレスに対するプレス回避や攻撃参加でアクセントを生んでいた。一方の守備では絶体絶命のピンチこそ招いていないが、後手を踏む対応も見られ、デュエル勝率は33%と苦戦が目立った。
渡辺剛(背番号5)
鈴木淳之介(背番号25)
安藤智哉(背番号16)
ボリビア代表戦:出場なし