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サッカー日本代表、ボリビア代表戦全選手パフォーマンス査定。W杯へ激しいサバイバル、アピールに成功したのは…

シリーズ:日本代表パフォーマンス査定 text by 編集部 photo by Getty Images,Shinya Tanaka

 サッカー日本代表は18日、国際親善試合でボリビア代表と対戦し、3-0の勝利を収めた。この試合で森保ジャパンのパフォーマンスはどうだったのか。出場した選手(出場時間の短い選手は除く)、そして監督の采配をA〜Dの4段階で評価する。※各スタッツはデータサイト『Sofa Score』を参照[4/6ページ]
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ミッドフィルダー

サッカー日本代表MF鎌田大地
【写真:田中伸弥】

鎌田大地(背番号15)
ボリビア代表戦:77分OUT
評価:A

 まさに“別格”とも言える圧巻のパフォーマンスを披露した。先制点のシーンでは、久保建英のクロスに3列目からボックス内に飛び込んで、胸トラップから左足を振り抜いてゴールを記録。最前線の小川航基の動き出しを見てのスルーパスや、相手のタックルをダブルタッチでかわしての突破など、テクニカルなプレーでボリビア代表の守備を混乱に陥れた。前半に自陣で横パスを引っかけたシーン以外は完璧だった。

久保建英(背番号20)
ボリビア代表戦:67分OUT
評価:A

 逆足クロスでお膳立てした先制点の場面を筆頭に、多くのチャンスに絡んだ。相手からすると捕まえにくいポジショニングやノールックで味方選手を使うパス、重心の逆を突くターンなどで、ボリビア代表の守備に隙を作り続けた。前半は右WBでの起用となった菅原由勢がプレーしやすいプレーを選択し、周りの選手の能力も引き立てていたのも高評価。

南野拓実(背番号8)
ボリビア代表戦:67分OUT
評価:B

 この日は最大の持ち味とも言えるフィニシュワークに持ち込めるシーンが少なく、シュートは23分の1本のみ。それでも献身性を活かしたプレスのスイッチ役や、左WBの前田大然を意識したポジショニングやパスで周囲の選手を引き立てた。

遠藤航(背番号6)
ボリビア代表戦:フル出場
評価:C

 2分の小川航基のシュートシーンと4分の鎌田大地の得点シーンはいずれも遠藤航のボール奪取から。ファウル覚悟のプレーでカウンターの芽を摘むなど、試合開始直後のプレーはよかった。しかし、ボリビア代表が日本代表のハイプレスに慣れ始めてからはやや苦戦し、ボールを奪いに行きながらも入れ替わられてしまうシーンが多発。試合を通して4回も抜かれており、所属するリヴァプールでの試合勘不足を感じられる場面が多かった。

藤田譲瑠チマ(背番号7)
ボリビア代表戦:77分IN
評価:出場時間短く採点不可

佐藤龍之介(背番号14)
田中碧(背番号17)
佐野海舟(背番号21)
北野颯太(背番号24)
ボリビア代表戦:出場なし

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