
【写真:Getty Images】
1993年に開幕したJリーグでは、数多くの外国人選手がプレーしてきた。見事な活躍をしてクラブの目標達成や発展に貢献した助っ人がいるが、期待に応えられず、ほとんどピッチに立つことなく日本を去った選手も少なくない。今回は、柏レイソルで活躍できなかった外国籍選手を6人紹介する。※成績は柏レイソル在籍時のもの。[4/6ページ]
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FW:パク・ゴナ(元韓国代表)

【写真:Getty Images】
生年月日:1971年7月25日
在籍期間:2000年2月~同年4月
Jリーグ成績:5試合1ゴール
韓国出身のFWパク・ゴナは水原三星でプロ生活をスタートさせると、いきなり14得点をマークし新人王に輝いた。
1996年には韓国代表にも選出され、韓国屈指のストライカーとして成長していた。
しかし、2000年のJリーグ挑戦は本人自身予期していないものだっただろう。
このシーズンレイソルが補強したセルビア出身FWサーシャが怪我で戦線離脱となったため、急遽3ヶ月の短期移籍となったのだ。
前年Kリーグ得点王に輝いたサーシャの穴を埋める活躍を期待されたパク・ゴナだったが、第6戦京都パープルサンガ戦でのVゴール以外は輝くことができず。
さらに翌節には靱帯を負傷。その影響で4月中に水原三星へ復帰となり、3ヶ月の移籍期間を全うすることができなかった。
帰国してからはFWからCBに転向し、水原三星のレジェンドとしての地位を確立した。
現役引退後は現役生活の大半を共にした同チームで監督を務めている。