イタリア・セリエA第12節、フィオレンティーナ対ユヴェントスの試合が現地時間22日に行われ、1-1の引き分けに終わった。この試合では、フィオレンティーナに所属するMFロランド・マンドラゴラが1点を追いかける状況でスーパーゴールを決めて、チームに貴重な勝点「1」をもたらしている。
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貴重な勝点1を手にする
【写真:Getty Images】
11試合を終えた時点で、5分6敗とまだ勝利のないフィオレンティーナがホームにユヴェントスを迎えた一戦。
11月に就任したばかりのパオロ・ヴァノーリ新監督は、DFマリン・ポングラチッチ、MFニコロ・ファジョーリ、FWモイーズ・キーンらを先発に起用した。
10分、フィオレンティーナはFWドゥシャン・ヴラホヴィチをペナルティエリア内で倒してしまったことでPKを与えてしまう。しかし、VARによるチェックの結果、ヴラホヴィチがユニフォームを引っ張っていたとしてPKは取り消された。
迎えた前半アディショナルタイム、MFフィリップ・コスティッチにミドルシュートを決められてしまい、ホームチームが1点を追いかける展開となる。
すると、48分、マンドラゴラが圧巻の一撃を突き刺した。
ペナルティエリア手前の位置でこぼれ球を収めたキーンは、横にいたマンドラゴラへとパスを送る。
フリーでボールを受けたマンドラゴラは相手DFが寄せてくる前に豪快に左足を振り抜き、ロケット弾のような強烈なミドルをゴール左上隅に突き刺した。
その後スコアは動かず、試合は1-1の引き分けに終わっている。