浦和レッズは30日、明治安田J1リーグ第37節でファジアーノ岡山とのアウェイゲームに臨み、1-0の勝利を収めた。この試合では、来季からの加入が内定している特別指定選手、FW肥田野蓮治(桐蔭横浜大学)が決勝弾をマーク。中島翔哉の鮮やかなスルーパスを沈めた見事なゴールだった。
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肥田野蓮治が決勝弾
4試合ぶりの勝利を目指す浦和が、敵地で岡山と対戦した。
右サイドハーフでスタメン入りした肥田野は、前半から積極的にプレー。
すると72分、背番号「43」が先発起用に応える。
中盤で巧みにボールをキープした中島翔哉が、絶妙なスルーパス。
このパスに右サイドから抜け出した肥田野が、GKとの1対1の状況を迎えると、冷静に左足でゴール左隅に流し込み、ゴールネットを揺らした。
中島の一連のテクニカルなプレーと肥田野が絶妙なタイミングで走り込んだことで生まれた、鮮やかなゴールだった。
この日がJ1初出場の現役大学生のゴールで均衡を破った浦和は、このまま逃げ切りに成功。1-0で岡山を下し、4試合ぶりの勝利を収めた。
