2026年に控えるFIFAワールドカップ（W杯）北中米大会に向けて、多くのスター選手たちが夢の舞台への出場を決めている。一方で、予選敗退に伴い、本大会でその輝かしいプレーを見ることができない選手も決まっている。今回は、W杯出場を逃した大物選手を紹介する。［5/5ページ］
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FW：セール・ギラシ（ギニア代表）

【写真：Getty Images】

生年月日：1996年3月12日
所属クラブ：ドルトムント（ドイツ）
代表通算成績：26試合10得点0アシスト

　ドルトムントに所属するセール・ギラシは、2024/25シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ（CL）とFIFAクラブワールドカップ（クラブW杯）で得点王に輝くなど、圧倒的な得点力を武器に世界屈指のストライカーとして評価を高めている。

　両足と頭から放たれるパワフルなフィニッシュで、得点を奪う能力は世界でも指折りだろう。

　その評価を大きく高めたのが、シュツットガルトに所属していた2023/24シーズンだ。ブンデスリーガ28試合で28ゴールと驚異的なペースでゴールを重ねた。

　2024年夏にドルトムントへと活躍の場を移して以降も、公式戦68試合で47ゴールと驚異的なペースで得点を量産している。

　フランス出身であることから年代別代表は同国を選択していたが、2022年に自らのルーツであるギニア代表を選択。26歳でA代表デビューを飾った。

　今回のFIFAワールドカップ（W杯）北中米大会予選では思ったような活躍をすることができず、8試合で1ゴールと得点源として自らの役割を全うすることはできなかった。

　その結果、ギニア代表はチームとして得点力不足に陥り、10試合を戦ったアフリカ予選グループGでわずか11ゴールに留まっている。

　プレーオフ圏外の4位で終えたことで、早々にW杯出場の夢が途絶えた。

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