ラ・リーガ公式は4日、オサスナのFWラウル・ガルシアが、RCDマジョルカ戦で挙げたゴール動画を投稿。その得点は、“寝転ぶ壁”の横をグラウンダーで射抜いた技ありの得点だった。
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オサスナFWラウル・ガルシアの技あり弾
オサスナは11月29日、ラ・リーガ第14節でRCDマジョルカと敵地で対戦。
アウェイチームは、62分からベダト・ムリキにPKを沈められ、先制点を奪われると、66分にもムリキにゴールを許し、2点を追う展開に。
それでも82分、FKから反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。
ゴール正面やや左の絶好の位置でFKを獲得したオサスナ。
ボールの後ろには、ラウル・ガルシアとルベン・ガルシアが並ぶと、マジョルカはパブロ・トーレが壁の後ろで寝転び、壁の下を警戒する。
すると、ルベン・ガルシアが左足のヒールでボールを右側に転がすと、ラウル・ガルシアが右足を一振り。
壁の間を射抜いたシュートは、パブロ・トーレの足先を通過し、ゴール左下に吸い込まれた。
マジョルカの壁を意図的に動かして、“寝転ぶ壁”を攻略した見事な得点だった。
このゴールで1点差にしたオサスナは、後半アディショナルタイム3分にフラビアンエンゾ・ボヨモが劇的な同点弾を奪い、試合は終了。
オサスナは敵地で貴重な勝点「1」を手にした。
