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何があった? 過去10年で最もFIFAランキングを下げた国ランキング6~10位。かつての強豪もランクイン?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

FIFAFIFA
【写真:Getty Images】



 国際Aマッチが行われた後に更新されるFIFAランキング。直近では11月20日に更新され、いくつかの国々が順位を入れ替えている。過去これまでの更新で順位を徐々に上げてきた国がある一方で、徐々に順位が落ちている国も存在する。そこで今回は、10年前から現在までFIFAランキングの順位を下げた国をランキング形式で紹介する。※成績やスタッツは4日時点の『transfermarkt』を参照。FIFAランキングは4日時点の『FIFA』を参照。下がった順位が並んだ場合は、現在の順位が低い順にランキング。[2/5ページ]
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9位:ボスニア・ヘルツェゴビナ代表

ボスニア・ヘルツェゴビナボスニア・ヘルツェゴビナの国旗
【写真:Getty Images】

10年前のFIFAランキング:22位
現在のFIFAランキング:71位
下げた順位:49位


 9位にランクインしたのは、FIFAワールドカップ2026(W杯)欧州プレーオフ(PO)を3月に控えるボスニア・ヘルツェゴビナ代表だ。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは、W杯26・欧州予選で、5勝2分1敗という成績に終わり、オーストリア代表に首位通過を許している。

 そして、W杯欧州POでは、第1戦にウェールズ代表と対戦。勝ち上がった場合、イタリア代表と北アイルランド代表の勝者とW杯行きの切符を奪い合うことになる。

 W杯出場にあと一歩のところまで来ているボスニア・ヘルツェゴビナだが、10年前(2015年12月3日時点)のFIFAランキングと現在を比べると49位も順位を落としている。

 2015年12月3日以降のボスニア・ヘルツェゴビナの成績を振り返ると、96試合で36勝20分40敗と負け越しているのが事実としてある。

 また、2020年以降の負けの回数が29回と半数以上を占めていることからも、近年の成績不振が目立っている。

 特に、EURO予選やUEFA ネーションズリーグなどといった欧州での戦いで他国との力の差を見せつけられ、敗戦を重ねている。

 それに加えて、2大会連続(2018年、2022年)でW杯の出場を逃していることもあって、現在のFIFAランキングに位置しているのだろう。

 そんな現在のボスニア・ヘルツェゴビナには、今年で39歳になったレジェンドストライカーのエディン・ジェコを筆頭に、ヨーロッパの強豪に所属する選手たちが揃っている。



 12年ぶりのW杯出場をかけたW杯欧州POでは、上記した通り、難敵を破らなければならない。

 予選の勢いそのままに2連勝かざることができるのか。

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