FIFA
【写真:Getty Images】
国際Aマッチが行われた後に更新されるFIFAランキング。直近では11月20日に更新され、いくつかの国々が順位を入れ替えている。過去これまでの更新で順位を徐々に上げてきた国がある一方で、徐々に順位が落ちている国も存在する。そこで今回は、10年前から現在までFIFAランキングの順位を下げた国をランキング形式で紹介する。※成績やスタッツは4日時点の『transfermarkt』を参照。FIFAランキングは4日時点の『FIFA』を参照。下がった順位が並んだ場合は、現在の順位が低い順にランキング。[5/5ページ]
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6位:ベリーズ代表
ベリーズの国旗【写真:Getty Images】
10年前のFIFAランキング:127位
現在のFIFAランキング:181位
下げた順位:54位
6位にランクインしたのは、中央アメリカ北東部に位置するベリーズ代表だ。
現在FIFAランキング181位のベリーズは、今年行われた2025 CONCACAFゴールドカップの予選でコスタリカと対戦。2戦合計1-14と驚愕の失点数で敗戦している。
また、FIFAワールドカップ(W杯)26・北中米カリブ海予選では、モントセラト相手に0-1、パナマ相手に0-2と2連敗を喫して、年内1勝もできずに終えている。
そんなベリーズは、2016年から2017年に行われた試合で0勝1分6敗と、2年連続で未勝利という記録を残している。
当然、悲惨な結果を残したベリーズのFIFAランキングは急激に低下し、2016年6月時点で114位だった順位は、同年7月に164位とわずか1カ月で「50」も落とした。
上記した通り、その後も試合には負け続けるが、他の国との兼ね合いもあってか順位は、上昇と減少を繰り返した。
そのベリーズは2018年以降、勝利数が少し増えたものの、敗戦数が上回る状況は変わっていない。
そのため、わずかに順位が上昇する時期もあるが、すぐに右肩下がりになってしまう。
その結果が、今の順位に直結しているのだろう。
冒頭でも記した通り、年内1度も勝つことができなかったベリーズ。来年も勝利から遠ざかってしまうと、歴代ワースト順位の201位に届いてしまう可能性がある。
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