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J2 21時間前

最も集客したクラブは? J2観客数ランキング16〜20位。激動のシーズンで動員が少なかったのは?【2025年決定版】

シリーズ:J2リーグ観客数ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

最も集客したクラブは? J2観客数ランキング16〜20位
最も集客したクラブは? J2観客数ランキング16〜20位【写真:Getty Images】



 2025シーズンの明治安田J2リーグはレギュラーシーズンの全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J2の20クラブのホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。[3/5ページ]
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18位:FC今治

FC今治の本拠地・アシックス里山スタジアム
FC今治の本拠地・アシックス里山スタジアム【写真:Getty Images】

本拠地:アシックス里山スタジアム
収容可能人数:5,316人
平均入場者数:4,800人



 2025シーズンにクラブ史上初のJ2挑戦を果たしたFC今治は、1試合平均4,800人の観客を動員した。

 これは、クラブ史上最多だった2024シーズンの3,786人を大きく上回る数字で、J2初年度としては上々のスタートとなった。

 J2全体の観客数ランキングでは18位にとどまったが、決して悲観すべき結果ではない。

 本拠地「アシックス里山スタジアム(アシさと)」の収容人数は5,316人とリーグでも屈指の小規模スタジアムであり、上限があるなかでの成果だ。

 実際に5,000人を超えた試合は10試合にのぼり、愛媛FCとの「伊予決戦」では5,369人を記録して満員に。スタジアムの規模に対して高い稼働率を誇った。

 また、観客数が安定していた点も注目に値する。

 最少動員は第5節カターレ富山戦の3,542人で、4月以降は4,000人を下回る試合が一度もなく、空席が目立つ試合はほとんどなかった。

 2023年に開場したアシさとは、将来的な拡張を前提に設計されているスタジアムだ。クラブは今年9月、2026/27シーズンからの運用開始を目指し、約3,500席を増設する計画を発表。完成すれば約8,900人を収容する規模へ“進化”する。



「民設民営」のスタジアムとして注目を集めてきたアシさとは、クラブの成長とともにスケールアップを図ろうとしている。

 現時点では観客数こそJ2下位にとどまるが、地域に根ざした人気とスタジアムの拡張性を考えれば、その将来像は明るい。

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