Jリーグは8日、11・12月度の「2025明治安田Jリーグ 月間ベストセーブ賞」を発表した。J1リーグでは、鹿島アントラーズのGK早川友基が今季4度目の受賞を果たした。対象となったプレーは、第37節の東京ヴェルディ戦でのセーブ。至近距離からのシュートを防いだ圧巻のスーパーセーブだった。
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早川友基が4度目の選出
2位柏レイソルと勝点差「1」の首位でヴェルディ戦を迎えた鹿島。
32分にピンチを迎えた。
森田晃樹とのコンビネーションから、松橋優安にボックス内左に侵入されると、キム・テヒョンも完全に交わされ、至近距離からシュートを許す。
優勝争いをしている中で、先に失点すれば一気に嫌な流れになる場面だったが、早川は脇の下を抜けそうな鋭いボールをシュートストップ。見事な反応でチームを救った。
守護神のビッグセーブで失点を免れた鹿島は、74分に松村優太が決勝点をマーク。
このゴールで1-0でヴェルディを下した鹿島は、優勝を決めた最終節の横浜F・マリノス
戦へと繋げた。
11・12月度の月間ベストセーブ賞を受賞した早川は、4月と9月、10月に続いて今季4度目。誰もが認める鹿島の9年ぶり優勝の立役者となった。
