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個人残留!? J2降格クラブから引き抜かれそうな選手5人。サポーターは不安…J1クラブが狙うのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

J2降格クラブから引き抜かれそうな5人
横浜FC、湘南ベルマーレ、アルビレックス新潟から引き抜かれそうなのは?【写真:Getty Images】



 2025明治安田J1リーグのレギュラーシーズンは全日程が終了。アルビレックス新潟、湘南ベルマーレ、横浜FCの来季J2降格が決まっている。当然、彼らは1年でのJ1復帰を目指が、これらのチームが警戒するのは主力の流出だ。今回は、J2降格クラブで抜群のクオリティを発揮し、J1各チームから引き抜かれそうな逸材5人をピックアップして紹介する。※データは12月7日時点の『Transfermarkt』『Jリーグ公式サイト』を参照。[2/5ページ]
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DF:橋本健人(はしもと・けんと)

アルビレックス新潟DF橋本健人
アルビレックス新潟の橋本健人【写真:Getty Images】

生年月日:1999年12月8日
所属クラブ:アルビレックス新潟
2025リーグ戦成績:27試合0得点2アシスト



 2025明治安田J1リーグを20位(最下位)で終えたアルビレックス新潟において、左サイドバックのレギュラーとして奮闘したのが橋本健人だ。

 配球とビルドアップに優れた25歳のディフェンダーは、J1クラブの格好のターゲットになるはずだ。

 2020シーズンから特別指定選手としてレノファ山口FCでプレーしていた橋本は、的確なポジショニングと良質なキックを武器に左SBで確固たる地位を築いていった。

 山口に正式加入した2022シーズンは、J2で35試合に出場。オーバーラップとインナーラップを上手く使い分け、2ゴール5アシストをマークした。

 2024年7月の新潟加入以降も、橋本は進化を続けてきた。

 今季は27試合で2アシストを記録し、J2降格の憂き目に遭ったチームの中でも輝きを放った数少ない選手の1人と言える。

 橋本が内側のレーンでボールを持ち運ぶことで相手守備のバランスが崩れ、新潟のポジショナルプレーが加速するというのは今季度々見られたシーンだ。

 今季は2024シーズンと比較して出番の確保に成功。J1のライバルチームに注目されるだけの活躍を披露したのは間違いない。



 チームメイトと連係しつつ独力でも相手を突き崩せる左SBは、市場を探してもそうはいないだろう。

 橋本が来季もオレンジのユニフォームを身に纏っている可能性は決して高くない。

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