フェイエノールトFW上田綺世とAZアルクマールDFヴァウテル・フース【写真:Getty Images】
オランダ・エールディヴィジ第15節、AZアルクマール対ゴー・アヘッド・イーグルスの試合が7日に行われ、2-2の引き分けに終わった。オランダメディア『FCUpdate』は8日に、AZに所属するU-21オランダ代表DFウーター・フースが、試合中に相手選手を突然背後から殴打した場面について注目している。
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試合中に相手にパンチで物議
現地が驚きとともに報じたのは、AZが1点を追いかける展開で迎えた18分のシーンだ。
ゴー・アヘッドのFWミラン・スミットが味方のパスに合わせて前線で動き出した瞬間、頭を抑えてピッチに倒れ込んでしまった。
別の角度からスミットを撮影したカメラには、背後から近づいたフースがスミットの腕を掴み、死角から首のあたりを殴打する瞬間が捉えられていた。
同メディアは、「フースが、突然相手チームの選手を殴打した」と前置きした上で、フースについて次のように述べている。
「AZとゴー・アヘッドのリーグ戦での印象的な瞬間だ。フースが、スミットを殴ったように見えたが、ペナルティなしで逃れた。
試合開始から18分後、スミットは突然地面に倒れ込んだ。主審はフースに話しかけたものの、カードは出さなかった。
映像には、スミットの首を叩いている様子が映っていた。ボールは彼の近くになかったにも関わらずだ」
また、「昨年のカップ決勝では、スミットに驚くべきファウルを犯して物議を醸した。直後のPK戦でフースは、相手選手を挑発して2枚目のイエローを受けている。
その後、ゴー・アヘッドの選手数名は、フースとの握手を拒否した」と、フースとスミットの因縁についても振り返っている。
さらに、カップ戦直後に行われたリーグ戦でのゴー・アヘッドとの試合の際には、フースは別の選手に対する危険なタックルで一発退場となっている
第6節のフェイエノールト戦でフースは、サッカー日本代表FW上田綺世に対して、プレーとは関係ない場面で背中をつねったり、殴打したりなどの暴力行為を繰り返していた。
第11節のスパルタ・ロッテルダム戦では、何度も注意されたにも関わらず、相手選手を突き飛ばしたり、抱きついたりなどの行為を繰り返したことで、主審に突き飛ばされて注意を受けるなど、フースの試合中の振る舞いは今季何度も現地で問題となっている。