明治安田J1昇格プレーオフ(PO)2025決勝戦、ジェフユナイテッド市原・千葉対徳島ヴォルティスが13日に千葉の本拠地であるフクダ電子アリーナで行われた。千葉がFWカルリーニョス・ジュニオの一撃で、1-0の勝利を収めて、17年ぶりのJ1復帰を掴み取っている。
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17年ぶりのJ1復帰
年間順位3位の千葉は、準決勝でRB大宮アルディージャと対戦し、0-3からの大逆転劇で4-3の勝利を収めて、決勝へ駒を進めた。
一方、年間順位4位の徳島は、準決勝でジュビロ磐田と引き分けに終わり、レギュレーションにより、決勝へ進出となった。
6分、千葉が決定機を迎える。
杉山直宏が右サイドを突破し、パスを供給すると、カルリーニョス・ジュニオがダイレクトで合わせるが、ボールはゴール左に外れた。
千葉は何度もゴールに迫るが、徳島が得点を許さず、前半をスコアレスで折り返す。
59分、徳島はルーカス・バルセロスのパスに反応したトニー・アンデルソンがダイレクトで強烈なシュートを放つが、クロスバーに阻まれた。
続く67分には、カウンターから右サイドで受けたバルセロスがパスを供給し、アンデルソンが合わせるが、ボールはゴールの頭上を越えていく。
徳島がリズムを作る中、均衡が破れたのは69分だった。
右サイドでボールを受けた高橋壱晟がクロスを供給すると、カルリーニョスが頭で合わせて、ゴールを決めた。
試合はこのまま終了し、千葉がJ1昇格の最後の枠を掴み取った。
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