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最も集客したクラブは? J3観客数ランキング6〜10位。激動のシーズンで上位に食い込んだのは?【2025年決定版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

J3観客数ランキング6〜10位【2025年決定版】
J3観客数ランキング6〜10位【写真:Getty Images】



 2025シーズンの明治安田J3リーグは全日程を終えた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J3の20クラブのホームゲーム入場者数を集計し、ランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
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9位:アスルクラロ沼津

収容率ランキング アスルクラロ沼津 本拠地:愛鷹広域公園多目的競技場
アスルクラロ沼津【写真:Getty Images】

本拠地:愛鷹広域公園多目的競技場
収容可能人数:5,110人
平均入場者数:3,417人



 J3リーグ観客数ランキングで9位となったのは、悔いが残るシーズンを過ごすことになったアスルクラロ沼津だ。

 2025明治安田J3リーグを20位(最下位)で終えた沼津は、J3・JFL(日本フットボールリーグ)入れ替え戦でレイラック滋賀FCに惜敗。来季のJリーグ退会が決まった。

 シーズン通して下位から抜け出せなかった沼津だが、それでも、本拠地『愛鷹広域公園多目的競技場』には多くの観客が訪れた。

 シーズン開幕当初から躓いた沼津だったが(第2節から13試合白星なし)、ホーム開催試合のチケットの売れ行きは順調だった。

 2月23日に行われたJ3リーグ第2節の松本山雅FC戦は、7,029人もの入場者数を記録。『愛鷹広域公園多目的競技場』はゴール裏が芝生斜面で立ち見が可能なため、常設座席数の収容可能人数5,110人を上回るという現象が発生した。

 下位に低迷し、一向に上位浮上の気配がない中で、シーズン全体の平均入場者数はフルキャパシティの66.9%にあたる3,417人を記録。総入場者数が6万4,931人に達したところに、沼津サポーターの熱心さがうかがえる。

 残念ながら、沼津はJ3・JFL入れ替え戦で滋賀に2試合合計3-4で敗れ、2016シーズン以来となるJFL降格が決定した。



 12月14日に第2戦が開催された『愛鷹広域公園多目的競技場』には、今季最多入場者数となる8,255人もの観客が来場。命運を懸けた熱い戦いを見守った。

 J3復帰を目指すことになる2026/27シーズン、沼津にはチームの成績に関わらずスタジアムに足を運んでくれるサポーターに報いるような戦いが求められる。

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