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もうパンパン! Jリーグ収容率ランキング16~20位。まだまだ上位!客席が埋まるスタジアムは?【2025年決定版】

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

もうパンパン! Jリーグ収容率ランキング16~20位
もうパンパン! Jリーグ収容率ランキング16~20位【写真:Getty Images】



 2025シーズンのJリーグは全日程が終了した。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。[5/5ページ]
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16位:RB大宮アルディージャ

収容率 RB大宮アルディージャ NACK5スタジアム大宮
RB大宮アルディージャの本拠地・NACK5スタジアム大宮【写真:Getty Images】

本拠地:NACK5スタジアム大宮
平均入場者数:1万1,316人
収容可能人数:1万5,491人
収容率:73.0%



 RB大宮アルディージャは、2025シーズンのJ2リーグで1試合平均1万1,316人の動員を記録した。

 本拠地「NACK5スタジアム大宮」の収容可能人数は1万5,491人で、収容率は73.0%となっている。

 J3からの昇格組だった大宮は、開幕戦のモンテディオ山形戦で大きな注目が集まり、1万3,418人が来場。収容率は86.6%で、これがシーズン最高値だった。

 続く第2節のヴァンフォーレ甲府戦(9,872人/63.7%)と第4節のレノファ山口FC戦(8,868人/57.2%)は1万人を下回ったものの、チームの好調なスタートもあって、その後は動員が安定した。

 収容率が80%を超えたのは、山形戦のほかにホーム最終戦の徳島ヴォルティス戦(12,410人/80.1%)のみだったが、収容率70%台のゲームが12試合で、シーズンを通してスタンドは安定して埋まり続けた。

 NACK5スタジアム大宮は、1960年に誕生したスタジアムで、老朽化が進んでおり、施設面での課題が指摘されてきた。



 9月には埼玉県が同スタジアムの再整備計画を発表し、観戦環境の改善にも期待がかかる。

 また、クラブは2024年にオーストリアのレッドブル社の傘下に入り、新たな経営体制がスタート。将来的には施設やチームへの大規模な投資も想定される中、まずはスタンドを満員のファンで埋めることがクラブの次なる目標となりそうだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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