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J1 2か月前

激変!? J1リーグ前半戦と後半戦の勝ち点差ランキング1~5位。嘘かのように生まれ変わったのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
J1、リーグ前半戦と後半戦の勝ち点差ランキング
J1リーグ前半戦と後半戦の勝ち点差ランキング1~5位【写真:Getty Images】



 鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じた2025明治安田J1リーグ。シーズンを振り返ってみると、前半戦と後半戦で大きく成績が変わったチームがいくつもあった。そこで今回は、リーグ前半戦と後半戦の勝ち点差に着目。その差が大きかったクラブをランキング形式で紹介する。[5/5ページ]
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1位:横浜F・マリノス

横浜Fマリノス
横浜F・マリノスの集合写真【写真:Getty Images】

2025リーグ戦順位:15
リーグ前半戦の勝ち点:14
リーグ後半戦の勝ち点:29
勝ち点差:15



 今季の横浜F・マリノスは、前半戦と後半戦で最も劇的な変化を遂げたクラブだ。

 今季のマリノスは、昨季終了時点でスティーブ・ホーランド氏の招聘が決まっており、元イングランド代表のヘッドコーチということもあってサポーターからの期待度は高かった。

 ただ、現実はそう甘くはなかった。

 ホーランド氏の初陣となったJリーグ第1節、アルビレックス新潟相手に引き分けで始まり、その後も勝ち切れない試合が続き、開幕5試合連続未勝利が続く。

 同監督への不安が募る中、ようやく第6節のガンバ大阪戦で今季初勝利を掴んだマリノスだったが、それ以降は11試合連続で未勝利となった。

 また、その間にホーランド氏が解任され、パトリック・キスノーボヘッドコーチが、暫定で監督を務めることとなる。

 しかし、すぐにチームが大きく変わることはなく、監督交代後も結果はついてこなかった。

 そんなマリノスは、ホーランド氏が指揮していた期間を含めて、クラブ史上初の7試合連続で敗戦。順位を最下位まで落としている。

 結果、前半戦は3勝5分11敗と勝ち点「14」のみとなった。

“オリジナル10”としてなんとしてでも残留したいマリノスだったが、インターナショナルマッチウィーク後の第20節でも敗れ、パトリック・キスノーボ氏を解任する決断を下した。

 しかし、後にこの行動がマリノスを残留へと導くことになる。

 クラブOBでもある大島秀夫ヘッドコーチを監督に招聘したマリノスは、守備の整理と戦い方を変えたことで、失点数は大幅に改善され、試合内容も安定していった。

 さらに夏の補強が劇的に機能した。

 ディーン・デイビッドを始め、ジョルディ・クルークス、谷村海那らの加入で攻撃が活性化。海外に渡っていた角田涼太朗の復帰も大きく、最終ラインに大きな安定感をもたらした。

 決して安心できる立ち位置ではなく、常に降格圏がちらつく順位だったマリノスは、シーズン終盤で怒涛の追い上げを図り、第36節の京都サンガF.C.戦で“奇跡”の残留を決めた。



 大島監督が就任以降、確実に白星が増えたマリノスは、後半戦で9勝2分8敗と勝ち点「29」を稼ぎ、前半戦より「15」多く獲得している。
 
 一度もJ2への降格を経験していないクラブとしてのプライドをみせたマリノスは、来季こそ名門として復活を遂げ、リーグ優勝を狙いたいところだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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