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最も盛り上がった試合は? 名古屋グランパス、観客数ランキング1~5位。人気はトップクラス!?【2025年決定版】

名古屋グランパス ルヴァンカップ
名古屋グランパスのサポーター【写真:Getty Images】



2025シーズンの明治安田J1リーグは全日程が終了した。名古屋グランパスは最終順位16位と期待を裏切る結果となってしまったが、観客動員数はリーグトップクラス。ホームゲーム年間入場者数ではクラブ史上初となる60万人超えを達成している。今回は、名古屋のホームゲームにおいて多くの動員を記録した試合をランキング形式で紹介する。※情報は12月20日時点[4/5ページ]
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2位:京都サンガF.C.戦(第25節)

名古屋グランパスのキャスパー・ユンカー
名古屋グランパスのキャスパー・ユンカー【写真:Getty Images】

観客数:39,896人
開催地:豊田スタジアム
開催日:2025年8月10日



 名古屋グランパスの2025シーズン観客数ランキング第2位は、第25節・京都サンガF.C.戦だ。

 39,896人が来場し、シーズンを通しても屈指の動員数を記録した。

 この一戦は、夏の大型イベント「鯱の大祭典」の1試合目。夏休み期間中の開催という条件も重なり、スタンドには家族連れや若年層の姿が多く見られた。

 純粋なリーグ戦という枠を超え、「夏のイベント」としてスタジアムを訪れた層を広く取り込んだことが、この数字に繋がったのだろう。

 イベントコンテンツ、ナイトゲーム、そして上位を走る京都との対戦という要素が重なり、豊田スタジアムは試合前から特別な空気に包まれていた。

 試合は立ち上がりから強度の高い展開となる。前半は両チームとも決定機を作りながらも、スコアは動かない。

 後半に入ると、試合は一気に動き出す。

 61分に名古屋が先制点を挙げてスタジアムが沸くと、直後の70分、82分と京都が立て続けに得点。テンポの速い攻防の中で京都が逆転に成功し、試合の流れは大きく揺れ動いた。

 終盤、名古屋は同点を狙って攻勢を強めたものの、京都の守備陣を崩すことはできず。スコアは1-2のまま終了した。



 結果こそ敗戦だったが、約4万人が集った豊田スタジアムは夏の一大イベントにふさわしい熱気に包まれていた。

 イベント性、日程、対戦カードがかみ合ったこの試合が、観客数ランキング2位に名を連ねたのは、極めて自然な結果だったと言えるだろう。

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