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最も盛り上がった試合は? 名古屋グランパス、観客数ランキング1~5位。人気はトップクラス!?【2025年決定版】

名古屋グランパス ルヴァンカップ
名古屋グランパスのサポーター【写真:Getty Images】



2025シーズンの明治安田J1リーグは全日程が終了した。名古屋グランパスは最終順位16位と期待を裏切る結果となってしまったが、観客動員数はリーグトップクラス。ホームゲーム年間入場者数ではクラブ史上初となる60万人超えを達成している。今回は、名古屋のホームゲームにおいて多くの動員を記録した試合をランキング形式で紹介する。※情報は12月20日時点[5/5ページ]
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1位:川崎フロンターレ戦(第27節)

名古屋グランパスの森壮一朗
名古屋グランパスの森壮一朗【写真:Getty Images】

観客数:40,055人
開催地:豊田スタジアム
開催日:2025年8月23日



 堂々の第1位となったのは、第27節の川崎フロンターレ戦だ。

 本拠地「豊田スタジアム」には両チームのファン・サポーター40,055人が来場し、今季唯一の4万人超えを記録した。

 この試合も「鯱の大祭典」の対象試合である。厳しい暑さにもかかわらず、チケットは全席種完売。流石の集客力だ。

 試合開始前にはクラブ史上初となるドローンショーが実施され、300機のドローンがスタジアム上空を飛行。夏の夜空に名古屋のエンブレムや「グランパスくん」が鮮やかに浮かび上がるなど、ドローンを使った特別感あふれる演出は圧巻だった。

 素晴らしい雰囲気が作り出された豊田スタジアムでは、肝心の試合も満足感の高いゲームとなっている。

 開始早々に川崎Fが先制点を奪うと、18分にも追加点を奪取。ホームの名古屋は完全に出鼻をくじかれたが、32分と前半アディショナルタイムにゴールを奪い、2-2で試合を振り出しに戻した。

 この時点で乱打戦になる予感が漂っていたが、後半も両チームは期待を裏切らない。

 51分にキャスパー・ユンカーが一発退場となり、名古屋は数的不利となるが粘り強い守備でアウェイチームの攻撃を防ぎ続ける。

 78分には永井謙佑が川崎Fのゴールネットを揺らすが、オフサイドと判定されゴール取り消しに。直後、エリソンにゴールを決められ、2-3とリードを許してしまった。

 それでも名古屋は諦めなかった。



 81分、和泉竜司が同点弾を決め、スコアは再び3-3。両者が意地をぶつけ合う激闘は、最後の最後まで決着を許さないかに思われたが、後半アディショナルタイム、伊藤達哉のドリブル突破から生まれた一撃が勝負を分けた。

 結果は3-4で名古屋の敗戦。リーグ戦4連敗という厳しい現実を突きつけられた一方で、4万人の期待に応えようとするチームの姿勢とエンターテイメント性の高い試合内容は、大観衆に強烈なインパクトを残した。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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