レアル・ソシエダMF久保建英【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第17節、レバンテ対レアル・ソシエダの試合が現地時間20日に行われ、1-1の引き分けに終わった。スペインメディア『Mundo Deportivo』は同日に、この試合でゴールを決めたソシエダに所属するサッカー日本代表MF久保建英のパフォーマンスについて評価している。
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絶妙ヘディングシュートで今季2ゴール目を決めたソシエダMF久保建英
ジョン・アンソテギ暫定監督のもとで先発出場を果たした久保。
前半アディショナルタイム、久保が貴重な先制点を決める。
左サイドでボールを持ったFWゴンサロ・ゲデスがゴール前にクロスを送ると、ファーサイドから飛び込んだ久保が見事なヘディングシュートを突き刺し、ネットを揺らした。
78分には、右サイドからキレキレのカットインで中央に切り込むと、久保は強烈なミドルシュートを放つも、惜しくもGKマシュー・ライアンに防がれてしまった。
しかし、後半アディショナルタイム、レバンテにPKを与えてしまうと、これを決められてしまい1-1の引き分けに終わっている。
同メディアは、「日本人ウインガーは今シーズン最高の試合を見せた」と前置きし、「ゴール前にも積極的に絡んでいる。先制ゴールが自信を深めた。
ヘディングシュートも決まり、守備に押し込まれていたチームに流れを作った」と、久保のプレーを絶賛した。
また、地元メディア『Noticias de Gipuzkoa』は、引き分けに終わった影響で低評価の選手が多い中で、チーム最高評価となる「7」をつけている。
そして、「日本人選手は素晴らしいパフォーマンスを見せた。常に危険なシーンを作り出し、素晴らしいヘディングシュートを決めている」と述べつつ、「常に挑戦し続け、決して隠れようとしなかったことについて、謝罪する必要はない。
相手GKに2-0とするシュートを防がれてしまったのは残念だ」と、この試合の久保のパフォーマンスを絶賛した。