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J1 9時間前

一体なにが…。Jリーグ、昨季から大幅にゴール数を減らした5人。様々な理由で結果を出せなかった男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

 昨季からゴール数を大幅に減らした5人
昨季からゴール数を大幅に減らした5人【写真:Getty Images】



 どのスポーツにおいても結果を出し続けることは容易ではない。全日程が終了した2025明治安田J1リーグでも、昨季と比べ、大きく成績を落としてしまった選手が多くいる。今回は、前シーズンに大量得点を奪うも、今季一転してゴール不足に陥ってしまった選手を紹介する。[2/5ページ]
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FW:武藤嘉紀(むとう・よしのり)

武藤嘉紀 ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸のFW武藤嘉紀【写真:Getty Images】

生年月日:1992年7月15日
所属クラブ:ヴィッセル神戸
2024リーグ戦成績:37試合13得点7アシスト
2025リーグ戦成績:19試合1得点1アシスト



 昨季に明治安田J1リーグ連覇を達成したヴィッセル神戸の中心には、間違いなく武藤嘉紀の姿があった。

 J1で13得点をマークした武藤は、チームの攻撃を力強くけん引。日本代表で共闘した大迫勇也や酒井高徳らと共にクラブの黄金期を創出した。

 しかし、怪我に苦しんだ今季はリーグ戦出場が19試合止まり。1得点しか挙げられず、キャリアの中で最も苦しいシーズンの1つとなってしまった。

 武藤は、今季序盤からコンディション不良に悩まされた。

 リーグ開幕10試合のうち、先発したのは5試合のみ。今年5月にはクラブ側が「腰椎椎間孔狭窄で全治3カ月」「手術実施」の旨を発表した。

 長期にわたり戦列を離れた武藤がピッチに帰ってきたのは、8月16日のJ1リーグ第26節・横浜FC戦だった。

 そこから徐々に出場時間を伸ばしてフィット感を上げていったものの、得点感覚はそう容易く戻らず。今季リーグ戦のゴールは第28節の横浜F・マリノス戦で決めた1得点のみだった。

 とはいえ、今季のゴールの少なさは明確に腰の怪我に起因する。



 33歳とベテランの域に入った武藤が選手として「終わった」わけではなく、むしろ復帰後には以前と変わらない運動量やゴール前の動きの質を見せつけている。

 来季の武藤が再び2桁得点に到達する可能性は十分にあるだろうし、本人も不本意なシーズンを忘れ去るほどの活躍を誓っているに違いない。

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