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J2 10時間前

No.1新戦力は!? ジェフユナイテッド千葉、“大成功”補強ランキング1~5位。悲願のJ1昇格! 立役者となったニューフェイスは?

シリーズ:ベスト補強ランキング text by 編集部 photo by Getty Images


J1昇格に貢献したジェフユナイテッド千葉の新戦力【写真:Getty Images】



 オリジナル10の一角であるジェフユナイテッド千葉が、明治安田J1昇格プレーオフ2025を制し、実に17年ぶりのJ1昇格を果たした。彼らの悲願達成の要因に、新戦力の活躍があったことは言うまでもない。その中で、最も輝いていたのは誰なのか。ランキング形式で紹介する。(データは『Sofa Score』参照)[2/5ページ]
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4位:河野貴志(かわの・たかし)


ジェフユナイテッド千葉に所属する河野貴志【写真:Getty Images】

生年月日:1996年6月17日
所属元クラブ:ブラウブリッツ秋田
2025リーグ戦成績:24試合2ゴール0アシスト



 明治安田J1昇格プレーオフ2025準決勝・RB大宮アルディージャ戦で起きた大逆転劇、それを締めくくる4点目を決めたのは河野貴志だった。

 関西大学でCBとしてプレーしていた河野は、プロキャリアのスタートにJ3のギラヴァンツ北九州を選択する。

 1年目の2019シーズンはプロ初出場を含むリーグ戦18試合に出場。後半戦は完全にレギュラーの座を掴み取り、クラブのJ2昇格に貢献している。

 しかし、J2でも安定した出場機会を得ていたが、クラブは2021シーズンにJ3へ降格。翌シーズンの昇格は叶わず、迎えたオフにブラウブリッツ秋田に活躍の場を移した。

 結果的に2年間所属する秋田では、合計で7000分近い出場時間を記録。チームの堅守に貢献してきた。

 この活躍が千葉の目にも留まり、河野は今季、“オリジナル10”の一角へと移籍している。

 シーズン序盤こそベンチを温める時間が多かった河野だったが、7月以降はレギュラーへと定着。186cmの長躯を活かし、今季空中戦では69%の勝率をマークしている。

 また、配球の精度も高く、競り合いに強いカルリーニョス・ジュニオへと放り込むロングボールは攻撃の起点となった。

 好調を維持したままプレーオフへと臨んだ河野は、準決勝の大宮戦で圧巻の活躍を披露する。



 3点差を追いつき沸き立つ中、コーナーキックから強烈なヘディング逆転弾を叩き込み、千葉サポーターを狂喜乱舞の渦に巻き込んだ。

 勢いそのままに、千葉はプレーオフを制覇。河野にとって、来季は30歳にして初のJ1の舞台となる。

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