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J1 6時間前

残念なシーズン…。Jリーグ、今季のガッカリ外国人5人。不完全燃焼の助っ人たち


残念なシーズン…。Jリーグ、今季のガッカリ外国人【写真:Getty Images】



 Jリーグでは毎年、多くの助っ人外国人選手がプレーしている。だが、期待の大きさとは裏腹に、怪我や戦術的不適合、チーム事情などが重なり、本来の力を発揮できないままシーズンを終えるケースも少なくない。今回は今季のJリーグにおいて、期待外れのパフォーマンスに終わった外国人選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』を参照。情報は12月23日時点。[2/5ページ]
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FW:ウェルトン

ガンバ大阪FWウェルトン
ガンバ大阪のウェルトン【写真:Getty Images】

生年月日:1997年8月6日(28歳)
所属クラブ:ガンバ大阪
2025リーグ戦成績:14試合1ゴール2アシスト


 ウェルトンにとって今季はまさに受難の年となった。

 現在28歳の同選手は、2018年にキャリアをスタート。母国ブラジルのクラブを渡り歩き、2022年にブルガリア1部のレフスキ・ソフィアに完全移籍を果たした。

 その後、2024年にガンバ大阪の一員に。移籍初年度の昨季はリーグ戦32試合に出場し、4ゴール6アシストと攻撃を牽引した。

 しかし今季は一転、度重なる怪我に苦しめられるシーズンとなった。

 開幕戦のセレッソ大阪との「大阪ダービー」を欠場すると、その後5試合連続でベンチ外に。3月17日には、同月12日のトレーニング中に負傷し、「右足関節前脛腓靭帯損傷」および「右下腿骨間膜損傷」と診断されたことがクラブから発表された。

 この負傷により前半戦の大半を欠場。第17節のヴィッセル神戸戦で途中出場から復帰を果たし、ようやく今季初出場となった。

 戦列復帰後は徐々に出場時間を伸ばし、第24節の川崎フロンターレ戦で今季初アシスト。第30節のFC町田ゼルビア戦でもアシストを記録し、第32節のアルビレックス新潟戦では今季初ゴールを挙げた。

 だが、コンディションが上向いてきた矢先、再び不運が襲う。



 クラブは10月7日、ウェルトンが「左膝内側半月板損傷」と診断され、同月2日に手術を受けたことを発表。復帰時期は明かされず、そのままシーズン終了までピッチに立つことはなかった。

 2度の大きな怪我と新戦力の台頭もあり、今季は不完全燃焼感の強い1年に。勝負の3年目となる来季は、加入1年目に見せたインパクトを取り戻せるかが問われる。

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