リーグ・アン（フランス1部）のモナコに所属する30歳の日本代表MF南野拓実が、左膝前十字靱帯断裂の重傷により、2026年のワールドカップ出場が厳しくなった。この一報を受け、古巣リバプールの地元メディア『エンパイア・オブザ・コップ』が22日、回復を願いエールを送っている。
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南野拓実が重傷。リバプールの地元メディアが回復願う

　南野は2020年1月にザルツブルクからリバプールへ完全移籍すると、シーズン途中からの加入で10試合に出場し、プレミアリーグ優勝を経験した。

　2021年2月にはサウサンプトンへ期限付き移籍するが、約4カ月後に再びリバプールへ復帰し、FAカップやEFLカップで得点を決めてタイトル獲得に貢献している。

　そして、2022年7月にはリバプールを去り、それ以降モナコの主力選手として活躍していた。

　日本代表としても、森保ジャパンのキーマンとしてチームを背負い、多くの場面で勝利へ導く働きを見せている。

　今年10月に行われたブラジル代表との国際親善試合では、値千金のゴールを決めて日本を歴史的初勝利へ導いていた。

　ワールドカップでの活躍が期待される中、現地時間21日に行われたクープ・ドゥ・フランス5回戦のAJオセール戦で、今季絶望となる大怪我を負ってしまう。

　元リバプールの選手に対し、同メディアは「南野の負傷の知らせは、アンフィールドでの在籍期間、そしてクラブが大きな成功を収めた時代に果たした役割を思えば、私たちにとっても強く胸に響くものだ」と絶句。

　続けて「南野は現在リーグ・アンでプレーしているが、カップ優勝シーズンに彼が不可欠であったこともあり、我々との繋がりは依然として強いままである」とし、

　「私たちは、長い復帰への道のりを歩み始めた元レッズの一員を見守り、心からの回復を願っている」と伝えている。

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