フットボールチャンネル

J1 4時間前

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング1~5位。空席が目立ったクラブは?【2025年決定版】

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング1~5位
あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング1~5位【写真:Getty Images】



 2025シーズンのJリーグ全日程が終了した。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。[5/5ページ]
——————————

1位:カマタマーレ讃岐

カマタマーレ讃岐
カマタマーレ讃岐の選手たち【写真:Getty Images】

本拠地:香川県立丸亀競技場
平均入場者数:2,102人
収容可能人数:2万2,338人
収容率:9.4%



 2025シーズンのJリーグで最もスタジアムの収容率が低かったのは、カマタマーレ讃岐だった。

 ホームスタジアムである「香川県立丸亀競技場」は2万2,338人を収容できるが、1試合平均観客数は2,102人にとどまり、収容率はわずか9.4%だった。

 香川県立丸亀競技場は、J3のクラブの中で3番目に多くの収容可能人数を誇る“大箱”であり、それゆえに空席の多さが目立った。

 だが、それだけが原因ではない。

 1試合平均の入場者数そのものがJ3最下位で、観客数自体が伸び悩んでいるのが現状だ。

 シーズン最多動員は、第21節・高知ユナイテッドSC戦の4,090人。四国勢による「土讃戦」として注目を集めたが、それでも収容率は18.3%にとどまった。

 終盤のホームゲーム5試合では収容率10%台を維持したものの、全体では10試合で1桁に沈み、寂しい光景が続いた。



 一方で、讃岐はシーズン中に高松市の屋島レクザムフィールドでも2試合を開催。こちらは約6,000人収容とコンパクトな会場だが、FC大阪戦では2,812人(約46.9%)、AC長野パルセイロ戦では3,305人(約55.1%)を動員し、いずれも丸亀開催時の平均を大きく上回った。

 讃岐は2025シーズンにクラブ史上最多動員を記録したが、まだまだ観客動員を増やしていきたいところだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
Xアカウント:@foot_ch
インスタグラムアカウント:foot_ch

【関連記事】
Jリーグ移籍情報2026 全60クラブ 最新補強一覧
とにかく遠い…。Jリーグ、最寄り駅から離れすぎなスタジアムランキング1~5位
もうパンパン! Jリーグ収容率ランキング1~5位【2025年決定版】

【了】

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!