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J2 2日前

もはや別チーム!? J2、ラスト10戦で最強だったチームランキング1~5位。終盤戦で強さを示したのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
ラスト10戦で“最強”だったJ2クラブ
ラスト10戦で最強だったJ2クラブ【写真:Getty Images】



 2025シーズンの明治安田J2リーグは、歴史上稀に見る大混戦となった。とくに終盤の競争は、非常に見応えがあった。では、ラスト10試合に限定すると、どのクラブが最強だったのか。同試合における勝ち点を計算し、ランキング形式で紹介する。※データは『Transfermarkt』『Jリーグ公式サイト(J1.LEAGUE STATS)』を参照。勝ち点が並んだ場合は得失点差を優先[2/5ページ]
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4位:ジュビロ磐田

ジュビロ磐田
ジュビロ磐田の集合写真【写真:Getty Images】

2025リーグ戦順位:5位
ラスト10試合の成績:6勝1分3敗
ラスト10試合の総得失点数:16得点15失点
ラスト10試合の勝ち点:19



 今季終盤戦、驚異的なペースで勝ち点を積み上げたクラブの1つがジュビロ磐田だ。

 明治安田J2リーグのラスト10戦が始まる直前、磐田はJ1昇格プレーオフ(PO)圏まであと少しの位置となる7位につけていた。そこから、サックスブルーの逆襲が始まったのである。

 ラスト10戦の最初の関門は、9月13日に行われたJ2リーグ第29節のFC今治戦だった。

 J1昇格PO圏外にいる磐田とすれば、少しでも多くの勝ち点を稼ぎつつ、上位陣の躓きを待つという過酷な戦いの幕開け。

 今治戦を1-0で制したところまでは良かったものの、その後の藤枝MYFC戦(第30節)とRB大宮アルディージャ戦(第31節)で連敗を喫し、磐田は早くもJ1昇格PO争いから脱落したかに思われた。

 だが、磐田はここから底力を発揮する。

 愛媛FC戦(第34節)から怒涛の3連勝を記録すると、最終節まで4勝1分と5戦負けなし。ラスト10戦を6勝1分3敗(勝ち点19)で乗りきり、5位でJ1昇格PO進出を決めた。

 昇格POでは準決勝で惜しくも敗退となったが、リーグ戦最終盤の猛追はチームの力量を存分に示すものだった。



 なお、7位でレギュラーシーズンラストマッチのサガン鳥栖戦(最終節)を迎えた磐田は、90分に生まれたリカルド・グラッサの決勝ゴールにより2-1で勝利。

 競っていたベガルタ仙台が最終節に敗れるという運もあったが、ラスト10戦で積み上げた勝ち点が1つでも少なければ、奇跡のJ1昇格PO逆転進出は実現し得なかった。

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