フットボールチャンネル

フォーカス 17時間前

最高額は誰だ!? MLS、最新市場価値ランキング1〜5位。米国で輝きを放つ男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images
MLS 最新市場価値ランキング
MLS 最新市場価値ランキング【写真:Getty Images】



 近年、欧州で活躍していたスーパースターが、MLS(メジャー・リーグ・サッカー)の舞台に身を移し、盛り上がりを見せている。その中には、若手からベテラン選手、レジェンドと呼ばれる選手も存在する。そこで今回は、MLSで活躍する一流選手たちの市場価値をランキング形式で紹介する。※成績、市場価値は23日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[5/5ページ]
——————————

1位:リキ・プッチ

リキ・プッチ
ロサンゼルス・ギャラクシーのリキ・プッチ【写真:Getty Images】

生年月日:1999年8月13日(26歳)
所属クラブ:ロサンゼルス・ギャラクシー
2025年リーグ戦成績:ー
市場価値:1800万ユーロ(約31億円)


 MLS(メジャー・リーグ・サッカー)市場価値ランキングの頂点に立ったのは、ロサンゼルス・ギャラクシーに所属するリキ・プッチだ。

 FCバルセロナの下部組織育ちのリキ・プッチは、将来同クラブの中盤を支えていく存在として期待されていた。

 その同選手は、トップチームで出場数が増えたことをきっかけに、市場価値も急上昇。2020年7月には、推定2500万ユーロ(約43億円)にまで達していた。

 しかし、現実はそう甘くはなく、セルヒオ・ブスケツやペドリといったスター級の選手の影響で徐々に出番を失っていった。

 結果、バルセロナ退団直前の2022年6月の市場価値は、推定70万ユーロ(約1.2億)まで下がっていた。

 そして、出場機会を求め、2022年8月にロサンゼルス・ギャラクシー(LAギャラクシー)へと渡る。

 そんなリキ・プッチは、加入後すぐにチームに溶け込み、即戦力として活躍。シーズンを重ねるごとに出場数、得点、アシストを増やす。

 2024シーズンでは、29試合に出場し、13得点10アシストを記録している。

 また、同シーズンのMLSカッププレーオフでは、4試合で4得点3アシストと大活躍。準決勝で負傷し、決勝戦こそは出場できなかったものの、チームを10年ぶりの同大会制覇へ導いた立役者の一人となった。

 卓越したテクニック、視野の広さで、LAギャラクシーの攻撃の起点として欠かせない存在となったリキ・プッチは、昨年の12月時点で推定2000万ユーロ(約34億円)に到達していた。

 しかし、上記の通り、リキ・プッチは、昨シーズンのMLSカッププレーオフ 準決勝で負傷。「十字靱帯断裂」という大怪我を負ってしまう。

 よって、2025シーズンは1試合もピッチに立てず、1年を終えている。

 2000万ユーロのままだった市場価値も、その負傷に伴って減少。200万ユーロ(約3.4億円)落とし、推定1800万ユーロ(約31億円)とされている。



 怪我を完治させ、昨季と同等、もしくはそれ以上の活躍を見せることができれば、バルセロナ時代に記録した自己最高額の2500万ユーロも越せるのではないだろうか。

 また、チームメイトの元日本代表DF吉田麻也との共闘にも、期待したいところだ。

【関連記事】
使いません!? 日本人選手を干した名監督6人
大失敗…。海外からあっという間に帰国した日本人選手5人
大炎上…。日本人に嫌われた外国人選手5人

【了】
1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!