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あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位。空席が目立ったクラブは?【2025年決定版】

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位
あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位【写真:Getty Images】



 2025シーズンのJリーグ全日程が終了した。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。[4/5ページ]
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17位:横浜F・マリノス

横浜F・マリノス
横浜F・マリノスのサポーター【写真:Getty Images】

本拠地:日産スタジアム
平均入場者数:2万6,578人
収容可能人数:7万1,624人
収容率:37.1%



 横浜F・マリノスは、2025シーズンのJ1リーグ1試合平均2万6,578人の動員を記録した。総観客数はJ1で6位の多さだが、収容率ではJ1クラブの中でワーストだった。

 最大の要因は、本拠地「日産スタジアム」の大きさだ。収容7万1,624人はJリーグ全体で最大規模であり、収容率という指標ではどうしても不利に働く。

 2025シーズンのマリノスは、シーズン前半戦に苦しんだ。第3節・横浜FC戦はダービーマッチだったが、平日開催だったことも影響し、1万7,115人の動員にとどまり、収容率は23.9%にとどまった。

 チームの不振と、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)参戦によって平日開催が増え、前半戦で1万人台の試合が5試合発生するなど、観客動員は伸び悩んだ。

 それでも、6月に大島秀夫監督が就任し、チームの再建が進むと日産スタジアムも活気づいた。



 ホーム最終戦の第37節・セレッソ大阪戦ではシーズン最多の4万2,665人を動員し、収容率は59.6%に達した。さらに、第29節・川崎フロンターレ戦(4万1,221人/57.6%)と第34節・浦和レッズ戦(3万6,442人/50.9%)でも50%超を達成した。

 シーズンの総入場者数は50万4,979人で、クラブ史上最多記録を更新。集客という点では、十分に成功といえるシーズンと言える。一方でリーグ成績は15位に終わり、ピッチ上の内容次第では、さらなる収容率向上の余地も残したシーズンだった。

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