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あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位。空席が目立ったクラブは?【2025年決定版】

シリーズ:Jリーグ収容率ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位
あまりにガラガラ…。Jリーグ収容率ワーストランキング16~20位【写真:Getty Images】



 2025シーズンのJリーグ全日程が終了した。観客動員はどのクラブにとっても重要だが、同じ観客数でも「空席の有無」でスタジアムの印象は大きく異なる。今回はJリーグ全60クラブのホームスタジアムにおける収容率に注目し、集客の多寡をランキング形式で紹介する。なお、対象はクラブの本拠地限定とし、国立競技場などでの開催は該当しない。[5/5ページ]
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16位:ギラヴァンツ北九州

ギラヴァンツ北九州
ギラヴァンツ北九州のサポーター【写真:Getty Images】

本拠地:ミクニワールドスタジアム北九州
平均入場者数:5,563人
収容可能人数:1万5,300人
収容率:36.4%



 2025シーズンのJリーグで、スタジアムの収容率が16番目に低かったのはギラヴァンツ北九州だ。収容1万5,300人の「ミクニワールドスタジアム北九州」で、収容率は36.4%だった。

 数字だけを見れば下位だが、クラブ単位で見ると2025シーズンの観客動員は上向きだった。2024シーズンの平均は4,649人で、前年比で約20%の増加。着実にファン層の広がりが見られる。

 シーズン最多動員は第23節・奈良クラブ戦で、1万5,242人の観客が入った。収容率は99.6%を記録し、2025年のJ3で最多の観客数となった。

 このゲームは毎年恒例のイベント「ギラフェス」として開催された。2024年はカターレ富山戦で実施され、1万2,448人(81.4%)を動員。今年は「ギラフェス満員プロジェクト」と題してさらに積極的な集客を行い、見事にチケットは完売した。

 そのほかの試合でも集客力は全体的に高まっており、2024年に2度あった収容率10%台のゲームが今シーズンは第5節・ヴァンラーレ八戸戦の2,891人(18.9%)のみだった。



 一方、ピッチ上では2024シーズンの7位から順位を上げ、今季はJ2昇格プレーオフ圏に迫る5位でフィニッシュ。昇格争いに食い込める力を示した。

 今後は「ギラフェス」のような一大イベントだけでなく、通常開催時の観客数をさらに引き上げることが、クラブの次なる目標となりそうだ。

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【了】

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