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Jリーグ 3か月前

みんなビックリ!? 史上最強のJ1昇格クラブ6選。歴史に残るサプライズを起こしたのは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


史上最強のJ1昇格クラブ【写真:Getty Images】



 2025年の明治安田J2リーグの全日程が終了した。今季は、クラブ史上初のJ1昇格を果たした水戸ホーリーホック、新スタジアム完成を追い風に勢いを見せたV・ファーレン長崎、そして17年ぶりのJ1復帰を決めたジェフユナイテッド千葉など、話題に事欠かないシーズンとなった。こうした昇格組の動向を受け、来季のJ1リーグでは彼らがどのような戦いを見せるのかに大きな注目が集まっている。そこで今回は、J1昇格1年目のシーズンに素晴らしい成績を残した歴代最強の昇格クラブを紹介する。※成績はデータサイト『Transfermarkt』を参照[5/6ページ]
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サンフレッチェ広島(2009年)

サンフレッチェ広島
2009シーズンのサンフレッチェ広島【写真:Getty Images】

監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
リーグ戦成績:4位(15勝11分8敗)
主な獲得タイトル:なし



 2007シーズンのサンフレッチェ広島は、守備が崩壊し、リーグ最多失点を喫した。シーズンを16位で終えたことでクラブ史上2度目のJ2降格が決定している。

 ここでクラブは異例の決断を下す。それは、指揮官ミハイロ・ペトロヴィッチの続投だ。また、エースである佐藤寿人が残留を決意したことで、チームは大半の戦力を維持したままJ2での戦いに臨むことになった。

「ミシャ式」の攻撃的なサッカーでは、佐藤に加えて、青山敏弘や柏木陽介、槙野智章らフレッシュな選手たちが躍動。勢いに乗った超攻撃的な広島は、他のチームには手のつけられないレベルになっていった。

 圧倒的な強さを誇った広島は、開幕から首位を一度も明け渡すことなく独走。最終的に、9月に優勝が決まるという文字通りぶっちぎりのJ2優勝を達成している。



 勢いをそのままに、2009シーズンに広島はJ1の舞台に乗り込んだ。ペトロヴィッチが作る魅力的なサッカーはJ1でも猛威を振るい、チームは15勝11分8敗と好成績を残して4位フィニッシュ。昇格組ながら自分たちのサッカーを貫いたことが成功に繋がった。

 この2009シーズンの躍進の要因は、J2降格後もペトロヴィッチ続投を決めた英断にある。監督の手腕を信じ、時間を与えたことでチームのベースが確立された。J2で自らのスタイルを磨き、自信をつけた広島は、全方位からゴールを奪えるチームへと進化を遂げたのだ。

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