フットボールチャンネル

フォーカス 2か月前

全高校生の憧れ!? 選手権で活躍した現役サッカー日本代表5人。世界に羽ばたいたかつての逸材たち

サッカー日本代表
かつて全国高校サッカー選手権で活躍した現役のサッカー日本代表選手たち【写真:Getty Images】



 選手権は、勝者だけの舞台ではない。たった一度の出場、届かなかったあと一歩――その悔しさが、のちの飛躍を生むこともある。渡辺剛は、高校サッカーで“大きな成功”を掴んだわけではなかった。それでも、あの敗戦が心に残した痛みは、強靭なフィジカルと勝負強さへと姿を変え、いま代表の最終ラインを支えている。[3/5ページ]
——————————

DF:渡辺剛(わたなべ・つよし)

渡辺剛 日本代表
かつて山梨学院で活躍した渡辺剛【写真:Getty Images】

生年月日:1997年2月5日
所属クラブ:フェイエノールト(オランダ)
出身高校:山梨学院(山梨)
選手権最高成績:3回戦進出



 2025年、サッカー日本代表で目覚ましい活躍を披露した渡辺剛は、来年のFIFAワールドカップ2026メンバーに残る可能性が高まっている。

 森保ジャパンだけでなくフェイエノールト(オランダ)の最終ラインにとっても欠かせない存在となっているが、実は高校時代に経験した選手権出場は1回のみ。

 裏を返せば、選手権で華々しい結果を残せなくとも、その後の努力次第では光り輝く舞台に上がれるということを、渡辺は証明していると言える。

 渡辺に選手権出場のチャンスが巡ってきたのは、最終学年の3年生になった時だった。

 第93回大会に山梨学院大学附属高等学校(現:山梨学院高等学校)の一員として参加すると、チームは1回戦と2回戦を順調に勝ち抜き、3回戦に進出する。

 準々決勝進出を懸けた戦いの相手は、優勝候補にも挙げられていた前橋育英高等学校。1点リードで迎えた50分、コーナーキックの場面で渡辺はマークを外してしまい、同点ゴールを許してしまう。

 PK戦では2人目のキッカーを務めて見事に成功させるも、チームは5-6で惜しくも3回戦敗退となった。



 後に渡辺は「高校サッカーが終わっただけのはずなのに、自分のサッカー人生が終わったな、というぐらいの悔しさや悲しさが湧き上がりました」と、当時を振り返っている(日本サッカー協会公式サイトより)。

 この悔しさを反発心に変えたことが、圧倒的なフィジカルで敵エースを封殺する今の渡辺を創り上げたのかもしれない。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!