移籍市場では若手や旬のスターに注目が集まりがちだが、実は“今が狙い目”なのは百戦錬磨のレジェンドかもしれない。年齢を重ねてもなおトップレベルのパフォーマンスを維持する彼らは、ピッチ内外でクラブに大きな価値をもたらす存在だ。今回は、現行契約では2026年夏に契約満了を迎える世界的スター選手の中から、その去就に注目されている選手を紹介する。※スタッツはデータサイト『transfermarkt』を参照。情報は全て1月13日時点。
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MF:ルカ・モドリッチ(クロアチア代表)
生年月日:1985年9月9日(40歳)
所属クラブ:ACミラン(イタリア)
契約満了:2026年6月30日
ルカ・モドリッチは昨年7月、ACミランへ完全移籍で加入した。
ミランとは1年間の延長オプションが付随した1年契約にサインしており、今夏の動向に注目が集まっている。
現在40歳のモドリッチは、母国クロアチアのディナモ・ザグレブの下部組織で育った。
同クラブでのプレーを経て、2008年にトッテナム・ホットスパー(イングランド)へ完全移籍。2012年にレアル・マドリードに加入し、ワールドクラスの仲間入りを果たしている。
スペインでの活躍は、もはや説明不要だろう。
モドリッチはトニ・クロース、カゼミーロとともに世界屈指の中盤を構成し、攻守で存在感を発揮。クリスティアーノ・ロナウドらを擁する攻撃偏重なスカッドが数々のタイトルを手にした背景には、彼ら中盤の卓越したゲームコントロールがあった。
最終的にマドリーには、13シーズン在籍。公式戦597試合に出場し、95ゴール88アシストを記録した。
大きなケガなく高いパフォーマンスを維持し続けた姿は、まさに“鉄人”と呼ぶにふさわしい。
その後、前述した通り、“鉄人”は昨夏にACミランへ完全移籍。
加入当初は39歳という年齢面から懐疑的な声も少なくなかったが、蓋を開けてみればテクニックと判断力は衰え知らず。セリエAでも問題なく主力としてプレーしている。
現地メディア『Gazzetta dello Sport』は、昨年11月にクラブが契約延長オプション行使に向けて、既に交渉を始めていることを報じている。
ただ、選手本人はFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会出場に向けて集中しており、大会終了後に自身のキャリアを見つめ直す意向とされている。
ミラン残留が有力視される一方で、現役続行の舞台については、まだ複数の選択肢が残されていそうだ。
日本のサッカーファンとしては、キャリア終盤でのJリーグ参戦にも密かに期待したいところである。
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