
古巣へと復帰する選手たち【写真:Getty Images】
鹿島アントラーズの優勝で幕を閉じた2025シーズンが終わり、各クラブは明治安田J1百年構想リーグに向けて戦力を整えている。冬の移籍市場では多くの選手の流動があるが、かつてプレーしていたクラブへ復帰する選手も少なくない。今回は、成長を遂げ、数年ぶりに古巣へと帰還した選手をピックアップして紹介する。[5/5ページ]
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DF:宮本優太(みやもと・ゆうた)

浦和レッズへと復帰した宮本優太【写真:Getty Images】
生年月日:1999年12月15日
移籍先クラブ:京都サンガF.C.→浦和レッズ
2025リーグ戦成績:33試合0ゴール0アシスト
流通経済大柏高校でボランチとしてプレーしていた宮本優太は、3年次にインターハイ優勝を果たすなど、同校の中心選手として活躍。卒業後は流通経済大学へと進学した。
流経大ではボランチのポジションから離れ、右SBにも挑戦。当時同大学でコーチを務めていた曺貴裁との出会いが転機となり、コンバート先のポジションで躍動するようになると、そのままの勢いで浦和レッズへの加入を実現させた。
こうして迎えた2022シーズンは、驚異的な走力と確かな対人能力を武器に、絶対的存在だった酒井宏樹のバックアッパーとしてリーグ戦15試合に出場。酒井の離脱期間にはスタメン出場を重ねるなど、上々のプロキャリア1年目を終えている。
この年のシーズンオフには、ベルギー2部KMSKデインズの練習に参加。海外のサッカーに触れた宮本は、その後同クラブに期限付き移籍で加入しているが、異国の環境に慣れることは容易ではなく、半年で公式戦2試合のみの出場に留まっている。
予想外の苦難に直面した宮本は、京都サンガF.C.への期限付き移籍を決断するが、これが彼にとって大きな転機となった。
京都はかつての恩師である曺貴裁が監督を務めており、宮本は加入当初から積極的に起用された。
CBへと再コンバートされたことで安定した出場機会を確保することに成功し、期限を延長した昨季はCBとして完全にチームにフィット。リーグ3位と好調を維持したチームで33試合に出場し、躍進の立役者となっている。
そんな宮本は、いよいよ浦和レッズへと復帰する。
「勝って浦和を証明する」(浦和レッズ公式サイトより引用)とのコメントからは、再び名門の一員となることへの熱い思いを読み取ることができる。
宮本は、熱狂的なサポーターの前で成長した姿を見せることが出来るだろうか。
【著者プロフィール:編集部】
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