サッカーに欠かせない要素のひとつとして、ホームチームを応援する熱狂的なサポーターの存在がある。世界中には大小さまざまなスタジアムがあるが、2025年に世界で最も多くの観衆を集めたのはどこなのか。今回は2025年に行われたリーグ戦の平均観客数をランキング形式で紹介する。(データは『Transfermarkt』を参照)[5/5ページ]
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6位:ACミラン(イタリア)
本拠地:ジュゼッペ・メアッツァ
収容可能人数:7万5,923人
平均入場者数:7万2,169人
イタリア・セリエAの強豪クラブであるACミランは、2025年のリーグ戦で1試合平均7万2,169人を動員した。
本拠地ジュゼッペ・メアッツァは、1926年に開場し、当時からミランがホームスタジアムとして使用してきた。
現在の収容人数は7万5,923人で、イタリアで最大のキャパシティを誇り、イタリア・オペラの最高峰の劇場に例えられ、「カルチョのスカラ座」とも呼ばれる。
セリエA全体では、2007/08シーズンに1試合平均動員が1万9,865人まで落ち込んだ時期があったが、近年は人気を博しており、2023/24シーズン以降は平均3万人超を記録している。
ミランはその中心的存在で、2024/25シーズンはリーグ最多となる平均7万1,512人を記録。2025/26シーズンも好調で、ここまで平均7万2,811人を動員し、全試合で6万9,000人超を維持している。第10節のASローマ戦では7万5,048人を集めた。
さらに、ホームではインテルやユヴェントスとの対戦を残しており、今後のさらなる動員増も見込まれる。
シーズンチケット保有者は3万5,000人超とされるが、全員が毎試合来場するわけではなく、必ずしも満席というわけではない。
それでも、今季はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)に出場していないぶん、リーグ戦への関心が高まり、タイトル争いに向けてファンの熱気がスタジアムを包んでいる。
ミランとインテルは昨年11月、ジュゼッペ・メアッツァをミラノ市から買収することを決定。EURO2032(欧州選手権)での使用を見据え、新スタジアムの建設を目指している。
これだけの動員規模をクラブの利益に直結させられる点は大きな強みだが、歴史と伝統が醸すこの荘厳なスタジアムとの別れは、やはり寂しさを伴うだろう。
【著者プロフィール:編集部】
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