サッカーの試合を盛り上げる上で、チャントは欠かせない。それぞれのサポーターが、それぞれの思いを込めて歌うものであり、当然ながらクラブによって色は全く違う。では、どのクラブのチャントが最も印象的なのか。今回は、「チャントが最高なJリーグクラブは?」という読者アンケートを実施。その集計結果をランキング形式で紹介する。※応援しているクラブ以外の投票に限定。投票率が同じ場合はリーグ戦の成績で順位づけ[3/5ページ]
——————————
3位:柏レイソル

柏レイソルのサポーター【写真:Getty Images】
投票率:7.8%
2025リーグ戦成績:21勝12分5敗(2位)
2025年の平均観客数:1万3,017人
「オリジナリティ高いし最高だと思う」
「オリジナリティなものが多くて楽しい」
「リズミカルなチャントが多いイメージで、1回聞くとなぜか耳から離れない印象がある」
2025シーズンのJ1リーグで最後まで優勝争いを演じた柏レイソルが、ランキングのトップ3入りを果たした。決して意外な結果ではないだろう。
熱狂的なサポーターが多いレイソルのチャントの特徴の1つに、トランペットが挙げられる。プロ野球では、どの球団も使用しているが、サッカーにおいては珍しいと言えるだろう。
ほとんどのチャントにトランペットの音色が混じっており、良い意味でどこかクラシカルな雰囲気を生み出してくれる。
なかでも『レッドリバー』は、前奏がトランペットから始まるなど、その存在感がより際立つ。
サポーターの中で『しゃがみレッドリバー』と呼ばれるものもあり、トランペットによる前奏中は全員しゃがんだ状態で待機。そして、前奏終わりに「か・し・わ!」と声を出しながら立ち上がり、チャントを続ける。
その迫力と一体感は、レイソルサポーターだからこそ作り出せるものだ。
もう1つの特徴は、レパートリーの多さだ。ただ、彼らはその時の気分で歌うチャントを決めているわけではなく、試合の状況に応じて、採用されるものがしっかりと考えられているのもポイント。
たとえば、流れを変えたい場面などは前述の『しゃがみレッドリバー』、ゴールの予感がある時は『レッツゴー柏』が歌われる。だらだらと、同じチャントを歌い続けず、めまぐるしくチェンジされるため、観ている人は飽きにくいはずだ。
ほかにも『チュニジア』、『RAISE A FLAG』など、代表的なチャントは数多くあるが、やはり『柏から世界へ』は別格だ。
もはやサポーターだけでなく、クラブ全体に浸透しているシンボルワードであり、レイソルを愛する人々が一丸となって、再び世界で戦える日が来るのを信じている。
ピッチとの距離が近い『三協フロンテア柏スタジアム』もまた、最高のチャントを際立たせている要因だと言える。
