日本サッカーの聖地として知られる国立競技場(MUFGスタジアム)は、東京2020オリンピック(東京五輪)に向けた改修を経て、現在も日本サッカー界を象徴する舞台であり続けている。今回は、2025年度に国立で開催されたサッカーの試合を観客動員数順にランキング化し、1位から10位までを紹介。数字から浮かび上がる国立の集客力と、そこで生まれた熱量と記憶をたどる。[2/5ページ]
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4位:日本代表対ボリビア代表
観客数:5万3,508人
開催日:2025年11月18日(火)
大会:キリンチャレンジカップ
サッカー日本代表の2025年最終戦となった11月18日のボリビア代表戦は、国立競技場に5万3,508人の観客が訪れた。
同年度の国立開催試合で4位の観客数を記録している。
この試合は、森保一監督にとって日本代表指揮100試合目の節目でもあり、2025年における唯一の国立開催の代表戦だった。
平日夜の開催ながら5万人を超える観客が集まったことは、代表チームへの安定した支持と、国立競技場が持つ集客力の高さを改めて示している。
試合は開始4分に鎌田大地が先制点を挙げると、後半には町野修斗、中村敬斗が加点。FIFAランキング76位(当時)のボリビアを相手に3−0で快勝し、内容・結果ともに2025年を締めくくるにふさわしいゲームとなった。
同年10月にはブラジル代表との国際親善試合で歴史的勝利を収めた日本代表だが、この試合は東京スタジアム(味の素スタジアム)開催で観客数は4万4,920人。話題性の高いビッグカードであっても、国立開催のボリビア戦がそれを上回る動員を記録した点は興味深い。
2025年のホームゲームでは、3月に行われたFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)のバーレーン代表戦とサウジアラビア代表戦が、どちらも埼玉スタジアム2002で行われ、5万8,000人台の動員だった。
テストマッチで5万3,508人を集めたこの一戦は、日本代表人気の底堅さを象徴する数字と言える。

