日本サッカーの聖地として知られる国立競技場(MUFGスタジアム)は、東京2020オリンピック(東京五輪)に向けた改修を経て、現在も日本サッカー界を象徴する舞台であり続けている。今回は、2025年度に国立で開催されたサッカーの試合を観客動員数順にランキング化し、1位から10位までを紹介。数字から浮かび上がる国立の集客力と、そこで生まれた熱量と記憶をたどる。[5/5ページ]
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1位:柏レイソル対サンフレッチェ広島
観客数:6万2,466人
開催日:2025年11月1日(土)
大会:YBCルヴァンカップ決勝
2025年度に国立競技場で開催された試合の中で、最多の観客数を記録したのが、11月1日に行われたYBCルヴァンカップ決勝だ。
柏レイソル対サンフレッチェ広島の動員数は、6万2,466人に達した。
柏はJ1で2シーズン連続17位と苦しんだあと、2025シーズンはリカルド・ロドリゲス監督の下で攻撃的なスタイルを確立した。リーグ戦では最終2位と大躍進を遂げ、2013年以来のタイトルを目指して決勝に勝ち上がった。
対する広島は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場の影響でプレーオフラウンドからの参戦だ。苦しみながらも粘り強く勝ち進み、3年ぶりの優勝を懸けて国立に辿り着いた。
両チームのサポーターがチケット先行販売の段階で大挙して押し寄せ、多くの席種が抽選販売で完売。10月23日の一般販売開始前に大部分が売り切れだった。
直前のリーグ戦では、柏が10月に3連勝・8得点無失点と好調だったのに対し、広島は横浜F・マリノス戦で0−3の敗戦を喫するなど不安を抱えていた。
しかし、優勝をかけた大一番では広島が立ち上がりから主導権を握った。25分に中野就斗のロングスローから荒木隼人がヘディングで合わせて先制すると、前半のうちに東俊希とジャーメイン良が加点。
柏も終盤に細谷真大が1点を返したが、試合は3−1で広島が制した。
柏の本拠地・三協フロンテア柏スタジアムは入場可能数が1万5,109人。広島の本拠地・エディオンピースウイング広島は2万8,407人。どちらもリーグ戦で高い収容率を誇るが、6万人超の国立競技場はやはり特別な舞台であり、独特の迫力があった。
【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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