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ラフプレーにも「我慢」。U-23日本代表、嶋本悠大はアジア杯を経て大きくなる。清水エスパルスを「J1で優勝させる」ために【コラム】

シリーズ:コラム text by 小澤祐作 photo by Getty Images

U-23日本代表の嶋本悠大
清水エスパルスに所属するサッカーU-23日本代表の嶋本悠大【写真:Getty Images】



 AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026で優勝したサッカーU-23日本代表は、26日に帰国。そのままホテルで取材に応じた。同大会で全試合に出場したMF嶋本悠大は、ある一定の手ごたえを得つつ、明確な課題も持ち帰ってきた。すべては清水エスパルスのために。サウジアラビアの地で得た経験を力に変える。(取材・文:小澤祐作)[2/2ページ]
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嶋本悠大がいま一番叶えたい目標とは

清水エスパルスの嶋本悠大
嶋本悠大の次なる目標は清水エスパルスをJ1優勝に導くことだ【写真:Getty Images】

 サウジアラビアでの激闘を終え帰国した選手たちは、一息つく暇もなく、まもなく開幕する明治安田Jリーグ百年構想リーグに向けて準備を進める。

 嶋本の所属する清水エスパルスは、今季から監督が交代。秋葉忠宏から、ヴィッセル神戸を連覇に導いた吉田孝行へと変わった。

 嶋本は、まだ吉田監督とは話せていないというが、チームメートからは「去年より練習の強度が上がっているよ」と連絡を受けたという。さらには「ポジションで本当に役割がはっきりしていると言っていたので、求められたポジションで、個人の役割を意識してやっていきたい」と意気込んだ。

 まだ若い嶋本には無限の可能性がある。アジア杯優勝を一つの出発点に、引き続きアンダー世代で活躍し、ゆくゆくは海外移籍、そしてA代表定着につなげていける逸材だ。

 ただ、嶋本は、まずは「近い目標をどんどん達成していきたい」と現実を見る。では、いま最も近い目標とはなんなのか。それは明確だった。



「エスパルスで主力として試合に出て、J1で優勝させることが一番近い目標。そこを叶えるために、日々の練習を頑張っていきたい」

 U-23アジア杯はすべてが順風満帆ではなかっただろう。もっと長い時間プレーしたいという思いがあって当然だし、ゴールやアシストという数字が「0」に終わった悔しさもある。

 しかし、途中出場の難しさ、ヨルダンという強力な相手から得た経験値、中国のラフプレーにも冷静に対応したメンタル。これら全てが大きな成長の薬になることは間違いない。

 それを清水に還元し、J1優勝に導く。嶋本の冒険は今から始まる。

(取材・文:小澤祐作)

【著者プロフィール:小澤祐作】
1997年生まれ、神奈川県出身。高校卒業後、専門学校で編集・ライティングのノウハウを学び、2017年よりフットボールチャンネル編集部に所属。2024年からは編集長を務める。国内、海外サッカー問わず執筆した記事は星の数ほど。心のクラブはACミラン、アイドルはパオロ・マルディーニ。サッカー歴10年の中でDF以外やったことがないが、記事は守りよりも攻めたものを好む。

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【了】

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