2026年のJリーグは秋春制に移行することもあって、今年度の国内サッカーは百年構想リーグからスタートする。2月に始まる戦いを前に、各クラブは補強に動いている。移籍市場の中で特に注目されるのが、J2やJ3からJ1へカテゴリーを移す選手の存在だ。今回は、下位リーグから国内最高峰の舞台へと挑む選手を5名紹介する。※データや成績は1月28日時点のもの。[3/5ページ]
——————————
DF:石田侑資(いしだ・ゆうすけ)
生年月日:2002年11月11日
移籍先:いわきFC→京都サンガF.C.
2025リーグ成績:37試合1得点1アシスト
船橋市立船橋高等学校を経て、ガイナーレ鳥取でプロデビューを果たした石田侑資。初年度から一定の出場機会をつかみ、2021シーズンはJ3で17試合に出場して2得点を記録した。
2023シーズンにいわきFCがJ2へ昇格すると、石田は同クラブによって引き抜かれる。J2初年度は怪我の影響もあって欠場した試合があったほか、スタメンとベンチを往復する日々を過ごした。
同選手がいわきで不可欠な存在となったのは2024シーズン。3バックの一角に入りながら、可動域の広さでウイングバックや中盤のサポートにも顔を出し、チームのハイプレスを後方から支える役割を果たした。
そして2025シーズンはさらなる高みへ到達する。
昨季のいわきは第9節まで勝ち星が「0」の危機的な状況だったが、石田がベンチ外となった第10節からみるみるうちに調子を取り戻す。
石田も第11節からスタメンに復帰すると、J1昇格を決めたV・ファーレン長崎相手に4-3で競り勝つ。失点を喫したものの、同選手は1点目のPKを奪取するファウルをもらい、球際での強さを何度も見せた。
守備スタッツでは軒並みJ2最高の数字を叩き出しており、デュエル勝利数とタックル総数、こぼれ球奪取数で1位を記録。自陣ゴール前をしっかりと閉ざした。
その結果、昨季のJ1で3位となった京都サンガF.C.へと完全移籍。ボール非保持の際にどう動くか、トランジションやセカンドボールの回収をどう実行するかが重要な京都にとって、石田はまさに最適な人材だ。
自身にとってJ1は初めての舞台だが、大きな怪我などなければ十分に期待に応えられるのではないだろうか。
センターバックだけでなくサイドバックとしてもクオリティを発揮できるため、起用ポジションも多岐にわたる。

