2026年のJリーグは秋春制に移行することもあって、今年度の国内サッカーは百年構想リーグからスタートする。2月に始まる戦いを前に、各クラブは補強に動いている。移籍市場の中で特に注目されるのが、J2やJ3からJ1へカテゴリーを移す選手の存在だ。今回は、下位リーグから国内最高峰の舞台へと挑む選手を5名紹介する。※データや成績は1月28日時点のもの。[4/5ページ]
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DF:山脇樺織(やまわき・かおる)
生年月日:2000年12月17日
移籍先:ギラヴァンツ北九州→アビスパ福岡
2025リーグ成績:36試合3ゴール5アシスト
山脇樺織は同志社大学を経てギラヴァンツ北九州に加入すると、2023シーズンから3年にわたってチームを攻守でけん引してきた。
2025シーズンはキャリアハイとなる活躍を見せ、2026年1月に同じく九州を拠点とするJ1クラブのアビスパ福岡へ完全移籍が決定した。
昨季J3で36試合3得点5アシストの成績を残した山脇は、まさにウイングバックおよびサイドバックの位置からゲームを作るチャンスメイカーだった。
J3の公式スタッツによると、クロス数で4位の数字を示しておきながら、ブロック数でも3位。さらにはデュエル勝利数でも11位、タックル数でも13位と攻守の様々な項目で上位の成績を叩き出している。
プレーオフの末にJ2へ昇格したテゲバジャーロ宮崎と対戦したリーグ第21節では、1ゴール1アシストの活躍を披露。続く第22節・アスルクラロ沼津戦でも1ゴール1アシストを記録し、このときの山脇は手が付けられない存在だった。
特に3-1で勝利した沼津戦で見せた高昇辰へのアシストはプレーの幅を示すものだった。
ポケット付近で繰り出されるクロスだけでなく、自陣からのロングフィードでも相手の脅威になれることを証明した。
2段階昇格のJ1で同じ精度・強度を発揮できるかは未知数だが、昨季の右サイドでの躍動ぶりを見る限りでは、かかる期待感も大きくなるだろう。
2025シーズンのJ3優秀選手賞の輝きを、トップカテゴリーでも示したいところだ。

