サッカークラブの持つ影響力は単一の尺度で測れるものではないが、複数の指標から見えてくるものがある。今回はJ1、J2、J3の全60クラブを対象に、成績、人気、育成、売上の4つの指標を抽出して数値を組み合わせてランキング形式にした。果たして、最も“力のある”Jクラブはどこなのだろうか。ランキングの6位から10位を紹介する。※見出しの括弧内の数字は、各項目の1位(最高位)を60ポイント、60位(最下位)を1ポイントとして降順で計算した合計値。[5/5ページ]
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6位:ガンバ大阪(215)
2025リーグ戦成績:9位(J1)
2025シーズンホームグロウン人数:8人(10位タイ)
2025リーグ戦ホームゲーム平均入場者数:30,007人(4位)
2024年度営業収益:約72億2300万円(6位)
ガンバ大阪は2024年のパワーランキングが4位だったが、2025年は2ランクダウンで6位となった。
ランクダウン最大の要因は、J1リーグでの成績だ。2024シーズンは4位でフィニッシュしたが、2025シーズンは9位に後退した。
2023シーズンの16位に比べればマシだとしても、上位を争った前年比では物足りなさが残る結果となった。
一方、集客面では大きな成果を残した。
2024シーズンの1試合平均動員が26,096人だったのに対し、2025シーズンは30,007人を記録。Jリーグ全体で4位の数字で、パワーランキング上のポイントとしては変わらないものの、クラブ史上初の大台突破の価値は大きい。
ホームグロウン選手は8人でリーグ10位タイ。宇佐美貴史や東口順昭、倉田秋といったクラブの顔に、初瀬亮らが脇を固める。
現フランクフルトの堂安律や、2025年1月にベルギーへ移籍した坂本一彩など、世界へ羽ばたくタレントを輩出し続ける育成力は、クラブの大きな財産だ。
経営面では、2024年度の営業収益は約72億2300万円に達した。前年度の約65億7400万円から順調に増収を果たしたが、他クラブがそれ以上の伸びを見せたことで、項目別順位は4位から6位に後退した。
リーグ全体の成長スピードが加速するなか、さらなる収益基盤の強化が求められそうだ。
2026シーズンからはダニエル・ポヤトス監督の後任としてイェンス・ウィッシング氏を招へいした。新指揮官のもとで成績を再び押し上げることが、ランキング首位戦線への復帰には不可欠だ。
【著者プロフィール:編集部】
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