
新天地が決まらない大物Jリーガーたち【写真:Getty Images】
2026年8月からの秋春制完全移行を前に行われる特別大会『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』が2月6日に開幕する。各クラブの選手たちは来たる新シーズンに向けて臨戦態勢に入っているが、なかにはいまだに所属先がない状態の選手も存在する。今回は、まだ新天地が決まらない大物Jリーガー5人を紹介する。※データは『Transfermarkt』『Jリーグ公式サイト(J1.LEAGUE STATS)』を参照(2026年2月3日時点)[3/5ページ]
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MF:マルコス・ジュニオール

サンフレッチェ広島を退団したマルコス・ジュニオール【写真:Getty Images】
生年月日:1993年1月19日
最終所属先:サンフレッチェ広島
2025リーグ戦成績:4試合0得点0アシスト
2019シーズンのJ1得点王が、まさかの所属先なしという状態に陥っている。
横浜F・マリノスで2度のJ1制覇(2019、2022シーズン)を成し遂げたマルコス・ジュニオールは、2025シーズン限りで契約満了によりサンフレッチェ広島を退団。33歳となった男の未来は、もうJリーグにはないのだろうか。
マリノス時代のM・ジュニオールは、まさに“攻撃のオールラウンダー”と言ってもいい存在だった。
トップ下、左ウイング、センターフォワードと複数ポジションを高いレベルでこなし、味方を活かすことも自らゴールを決めることもできるため、対峙する相手からすればこの上なく厄介な選手だったはずだ。
マリノスがかつての輝きを取り戻したのは、M・ジュニオールの活躍があってこそだ。
しかし、2023年8月に完全移籍加入した広島ではマリノス在籍時のようなプレーが影を潜めた。
プレー内容の善し悪しどころかピッチに立つ機会も減り、在籍2年半でリーグ戦の出場は23試合のみ。
2025シーズンはわずか4試合しか出番がなく、先発出場は1試合もなかった。
細かな負傷を繰り返したこともあり、広島では最後まで戦力として定着するには至らなかった。
加えて、M・ジュニオールが主戦場とするポジションすべてに強力なライバルが揃っていたという不運も重なっている。
元J1得点王の“再就職先”が早期に決まることを願うばかりだ。