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「後遺症が出たりした」宮市亮の完全復活が近づく。リハビリを支えた心の拠り所「強い横浜F・マリノスを見せるため」【コラム】

シリーズ:コラム text by 藤井雅彦 photo by Getty Images
横浜F・マリノス 宮市亮
横浜F・マリノスの宮市亮【写真:編集部】



 宮市亮はこれまでも、前十字靭帯断裂など、大きな怪我に何度も悩まされてきたが、そのたびに復活を果たし、ピッチに戻ってきた。しかし、昨秋までに何度も受傷した脳震とうは、これまで宮市が乗り越えてきた怪我とは違った苦しさがあった。近づく完全復活を前に、そこまでの道のりと心境を綴る。(取材・文:藤井雅彦)[2/2ページ]
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復活への道「再び強いマリノスを見せるために」


2022シーズンにリーグ優勝を果たした横浜F・マリノスとシャーレを掲げる宮市亮【写真:Getty Images】

 フィールドプレーヤーでは天野純に次ぐ年長選手で、チーム全体で見ても4番目。2021年夏の加入から6シーズン目を迎えて、在籍年数が長いプレーヤーになってきた。

 先頭に立って集団を引っ張っていくメンタリティとは違うが、頼れる兄貴分的な存在になっているのは間違いない。幾多の困難を乗り越えてきた経験は、若手選手たちの良き教材でもある。

 もちろん同じピッチ上に立てば、負けるつもりも譲るつもりもない。


「チームの中で年齢が上の方になってきたけど、若い選手に負けずに頑張っていきたい。まずは健康体でサッカーがしたいし、マリノスとしては当然タイトルを獲りにいく。そういうチームにできるように、自分はポジティブな声掛けをできる選手になっていきたい。再び強いマリノスを見せるために努力していく」

 復活への道は確かに見えている。グラウンドで全力疾走できる喜びを噛みしめ、背番号23の止まっていた時計の針がいよいよ動き出す。

(取材・文:藤井雅彦)

著者プロフィール:藤井雅彦
1983年生まれ。日本ジャーナリスト専門学校卒業後、記者活動をスタートさせる。サッカー専門紙『エル・ゴラッソ』では創刊時から執筆し、06 年途中からマリノス担当に。 現在はサッカー専門誌などにも多数寄稿。「現場に勝るものなし」を信条に、担当クラブのいまを追っている。 ウエブマガジン『ヨコハマ・エクスプレス』主筆

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【了】
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