
期待の表れ? Jリーグ、加入内定年より前倒しで加入した5人【写真:Getty Images】
近年、加入内定年を待たずにプロ契約を結ぶケースが増えている。当初の予定より前倒しでチームに加わるという選択は、クラブからの高い評価の表れであると同時に、選手にとってはリスクを伴う挑戦でもある。今回は内定年より前倒しでチームに加入した選手をピックアップし、その歩みを紹介する。[1/5ページ]
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DF:関富貫太(せきとみ・かんた)

今シーズンから横浜F・マリノスに加入する関富貫太【写真:Getty Images】
生年月日:2005年10月23日
所属クラブ:横浜F・マリノス
関富貫太は、本来であれば2028シーズンから加入予定だった横浜F・マリノスへの内定を2シーズン前倒しし、今シーズンから正式にチームへ加わった。
桐蔭横浜大学サッカー部に在籍しながら、昨シーズンは特別指定選手としてリーグ戦5試合に出場。そのうち4試合でスタメンに抜擢されるなど、大島秀夫監督からの評価と信頼は極めて高かった。
大学生という立場でありながら、J1の舞台で堂々とピッチに立ち続けた事実は、クラブの早期加入という判断を裏づけるものだ。
さらに今年1月には、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)に日本代表の一員として出場。大会を通して4試合に出場し、チームは見事に優勝を果たした。
国際舞台での成功体験を携え、最高の形でクラブに合流したのはチームにとってもポジティブだ。
今シーズンは左サイドバックとして、加藤蓮や鈴木冬一といった実力者との熾烈なポジション争いが待ち受けることが予想される。
即戦力としての期待と同時に、日常の競争の中でどこまで存在感を示せるかが問われる一年となるだろう。
異例とも言える2シーズン前倒しでの加入。その背景には、将来性だけでなく“今すぐ必要な戦力”としての評価がある。
関富はクラブの大きな期待に応え、マリノスの左サイドに新たな価値をもたらすことができるだろうか。