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期待の表れ? Jリーグ、加入内定年より前倒しで加入した5人。リスクを伴う決断を下した男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


期待の表れ? Jリーグ、加入内定年より前倒しで加入した5人【写真:Getty Images】



 近年、加入内定年を待たずにプロ契約を結ぶケースが増えている。当初の予定より前倒しでチームに加わるという選択は、クラブからの高い評価の表れであると同時に、選手にとってはリスクを伴う挑戦でもある。今回は内定年より前倒しでチームに加入した選手をピックアップし、その歩みを紹介する。[2/5ページ]
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FW:上田綺世(うえだ・あやせ)

鹿島アントラーズ、上田綺世
2019シーズンに鹿島アントラーズに加入した上田綺世【写真:Getty Images】



生年月日:1998年8月28日
所属クラブ:フェイエノールト

 現在、エールディヴィジで得点ランキング首位を独走し、日本代表のエースとしても存在感を放つ上田綺世は、キャリアの流れを大きく変える「2年前倒しでのプロ入り」という重要な決断を下している。

 中学時代には鹿島アントラーズノルテに在籍し、その後は地元・茨城の鹿島学園へ進学。その後は法政大学に進み、2年次には全日本大学サッカー選手権制覇に大きく貢献した。

 この活躍により、2021シーズンからの鹿島アントラーズ加入内定を勝ち取る。



 しかし上田は、その既定路線を選ばなかった。

 2019年7月23日、法政大学サッカー部を退部し、予定を2年早めて鹿島への加入を発表。大学サッカー界を代表する存在が、覚悟とともにプロの世界へ踏み出した。

 加入発表からわずか1週間後、浦和レッズ戦で途中出場しJリーグデビュー。さらに8月10日に行われた第22節・横浜F・マリノス戦では、プロ3試合目にしてリーグ戦初ゴールを記録するなど、早くも結果で応えてみせた。

 結局このシーズン、夏場の途中加入ながらリーグ戦4ゴールをマーク。限られた出場機会の中で、ゴールへの嗅覚と決定力という自身の武器を、J1の舞台で確かに示していた。

 いまやオランダで屈指のストライカーとして評価を高め、日本代表でも欠かせない存在となった上田。その礎には、大学在学中に下した早期加入という決断がある。

 リスクを承知で踏み出した一歩が、結果的にキャリアを大きく前進させる分岐点となったのかもしれない。

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