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「新しいサッカーをやっているなと」北海道コンサドーレ札幌が“面白い予感”。川井新体制の狙いが見えてきた【コラム】

シリーズ:コラム text by 黒川広人 photo by Getty Images,Editor,hiroto kurokawa

サガン鳥栖時代の川井健太監督

2026シーズンより就任した北海道コンサドーレ札幌の川井健太監督【写真:Getty Images】



 川井健太監督を迎え、J1復帰を狙う北海道コンサドーレ札幌。開幕1週間前に行われた大分トリニータとのプレシーズンマッチでは、退場者を出す数的不利の状況で結果として0-1で敗れたが、主導権を握る時間帯も多く作った。試合後、指揮官も選手も口を揃えて「収穫が多かった」と語る。決して強がりではない。川井新体制が目指すフットボールの輪郭が確かに浮かび上がった一戦だった。(取材・文:黒川広人)[2/2ページ]

「勝ちにいく姿勢を捨てたくない」。川井コンサドーレに漂う “面白い予感”

北海道コンサドーレ札幌 堀米悠斗

沖縄キャンプでトレーニングに励む北海道コンサドーレ札幌の選手たち【写真:黒川広人】

「手応えはあります。ダブルボランチの距離感や、セットで動くことはずっと求められていますし、僕自身が起点になっていきたい。新しいサッカーをやっているなと感じますし、めちゃくちゃワクワクしています」

 新指揮官は、数的不利でも攻め続けた姿勢を高く評価した。

「昨年の10人のときと、今日の10人のとき、どちらが牙を持っていましたか。守って耐えるという戦い方もありますけど、やはり勝ちにいく姿勢を捨てたくない。今日はそれが見えて良かったと思います」

 一方で、開幕スタメンについては煙に巻く。



「今日のメンバーがそのまま開幕という考えはありません。今日のスタメンもシーズンを通して、活躍するために各選手、何分以上出したいという考えを最優先させています。おそらくハーフシーズン、ずっと競争は続くと思います。

 僕はレギュラーを固定したくないので。こちらをワクワクさせてくれれば、選手を使いたいと思っています。そのために、準備をしっかりとし続ける選手であることが大前提です。毎週スタメンが変わる可能性もあると思います」

 練習での熱量、選手たちの生き生きとした表情と言葉。そして、監督やコーチングスタッフ陣の確かな支え。開幕前から、川井コンサドーレには “面白い予感”が漂っている。

 川井コンサドーレの初陣は、もうまもなくだ。

(取材・文:黒川広人)

【著者プロフィール:黒川広人】
北海道出身。大学卒業後、フジテレビで番組制作を担当。2018年よりDAZNにてJリーグ関連の番組制作に携わる。2022年からは株式会社dscに所属し、Jリーグ、Jクラブ、WEリーグをはじめとする各種スポーツ団体の映像ディレクション業務を担当。また、地元・北海道を中心に学生年代の取材活動も精力的に行う。

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【了】
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