エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大は、夏にブンデスリーガ行きが予想されているが、プレミアリーグ移籍という選択肢もあるかもしれない。オランダメディア『フットボールトランスファーズ』は5日、同選手にとってフラムが理想的な新天地になると主張している。
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佐野航大、夏の移籍先はオランダ国外か?
データ分析会社『サイ・スポーツ』のデータによれば、佐野とフラムの「クラブ・フィット」は86と高い数値を記録している。
これは、想定移籍金、プレースタイル、リーグレベル、将来的なポテンシャルなどのデータを基に、選手とクラブの適合度を算出されたもので、成長の可能性、出場機会、クラブの戦術やフォーメーションなど、様々な要素が評価に影響している。
佐野はほぼ全ての項目で高評価を得ており、フラム移籍後も多くの出場機会が見込まれるようだ。
ただし、フラムには主力のサンデル・ベルゲが在籍しており、激しいポジション争いを勝ち抜かなければならない。
とはいえ現時点ではベルゲの方がスキル評価は上回っている一方、将来性では佐野のほうが高く評価されており、この点では佐野にとって追い風になるかもしれない。
問題は移籍金だ。
佐野の契約期間は2028年6月まで残っており、NECが高額な移籍金を要求することもあり得るだろう。
実際、冬の移籍市場ではノッティンガム・フォレストから届いた2000万ユーロ(約36億円)のオファーでも、首を縦に降らなかった。
それには明確な理由があり、悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権獲得を実現するために、財政面ではなく競技面を優先したのだ。
佐野をチームに残すことで、それを達成する可能性が限りなく高くなる。
ただ、夏の移籍市場では、より現実的な価格が設定されることになるだろう。
同メディアによると、佐野の推定移籍価値は1010万ユーロ(約18億2000万円)だという。
続けて「現在の状況を見る限り、佐野は夏の移籍市場でステップアップする可能性が高い。
NECは今冬での移籍を阻止したが、数カ月後には放出に応じる姿勢を見せそうだ。
移籍先としてはオランダ国外が最も現実的とみられており、フラムが佐野にとって理想的な新天地になりそうだ」と伝えている。
