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J1 12時間前

「過去2年と同じようにはなりたくない」ガンバ大阪・食野亮太郎はどんな思いでピッチに立つのか?新監督のもとで表現する自分らしさ【コラム】

シリーズ:コラム text by 高村美砂 photo by Getty Images
セレッソ大阪との開幕戦に先発した食野亮太郎
セレッソ大阪との開幕戦に先発した食野亮太郎【写真:Getty Images】



 7日にヤンマースタジアム長居で行われた明治安田J1百年構想リーグ・地域リーグラウンド第1節のセレッソ大阪対ガンバ大阪。0-0で引き分け、PK戦をガンバが制したこの試合に、食野亮太郎は先発した。過去2シーズン、ケガに悩まされてきた男は、『リベンジ』と意気込むシーズンをスタートさせている。(取材・文:高村美砂)[2/2ページ]
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「悔しさをガンバのために戦う原動力に」生え抜きらしいガンバ愛も携えて


ハーツ時代の食野亮太郎【写真:Getty Images】

 結果的に彼は64分でピッチを退いたため、PK戦はベンチから見守ったが、そのPK戦の前には、過去2年の沖縄キャンプを共にリハビリ組で過ごした戦友、東口順昭のもとに駆け寄って「体を冷やさないように」とベンチコートをかけてあげる姿も。それを受けた東口も試合後には「本当にありがたかった。絶対に止めようという気持ちになりました」と感謝を口にしていたが、そんな二人の絆もPK勝利を後押しする力になったと言っていい。

 振り返ること3年半前。22年夏にGDエストリアル・プライアからガンバに復帰した際には『生え抜き』として並々ならぬ決意を口にしていた食野。


「海外で何ら活躍できずに、悔しい思いを持ってガンバに戻ってくることになってしまった。この悔しさをガンバのために戦う原動力にしなければいけないと思っているし、こうして自分を呼び戻してくれたガンバに恩返しをするためにも、ガンバを勝たせられるゴール、アシストを決めたい。再びガンバのユニフォームを着て戦うチャンスをいただいたことに結果で応えなければいけないと思っています」

 その想いは今も胸の奥底で沸々と煮えたぎっている。度重なるケガに苦しみながらも常に「ガンバのために活躍する自分」を思い描いてきたのもその証拠だ。そして今シーズンは、きっとその姿を何度でも楽しめる。ピッチで輝く、食野亮太郎を。

(取材・文:高村美砂)

著者プロフィール:高村美砂
雑誌社勤務を経て、98年よりフリーライターに。現在は、ガンバ大阪やヴィッセル神戸の取材がメイン。著書『ガンバ大阪30年のものがたり』。

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